前回の話
信明は、必死で手の平で息子の目を塞いでいた。すぐ横のベッドでは、早希が、
『んおおっぉおっ! おぉおおっ! イグっ! んおおぉお゛っ!!』
と、言葉にすらなっていないようなあえぎ声をあげている。自分の子供に見せられない姿……。それを必死で隠そうとしている信明も、もう片方の手でオナニーをしていた。
「イヤ、マジやばいだろ。二人とも、ド変態かよ」
力也は、あきれかえった声で言う。でも、そんなことを言いながらも、早希の下腹部を強く押し込みながら腰を振っている。中と外からポルチオを刺激され、早希は半狂乱と言っても良いくらいに感じてしまっている。よだれを垂らし、ハメ潮を吹きながら感じる早希は、子供に見られてしまうことなど関係ないと思っているようだ。
すると、信明が息子の顔から手を離した。起きていたわけではなく、寝返りを打っていただけのようだ。
『イグイグイグッ! もっと、もっと強くっ! パパも押してっ!』
早希は、信明にもそんな指示を出す。すると、信明はペニスをしごきながら早希に近づき、余っている方の手で早希の下腹部を押し始めた。すでに力也が押しているが、その横あたりを強く押す信明……。
『んぉおお゛お゛お゛ぉっ! イグっ! イグぅぅっ! ああぁああぁあ゛っ!!』
早希は、ほとんど叫んでいるような音量だ。
「ヤベーな。感じすぎだろ」
力也は、少しビビっているような口調だ。でも、ビビりながらも腰の動きをさらに早めていく。早希は断続的に潮を吹き、白目を剥くような顔になったりしながらあえぐ。
すると、あっけなく信明は射精を始めた。勢いよく飛び散った精液が、早希の身体に降りかかる。でも、気にもしていないような感じであえぎ続けている。
「あぁ、ヤバい。出そう」
力也は、余裕のない声で言う。すると、早希の両脚が彼の腰の周りに巻き付くように回されていく。
「お、おい、ダメだって。外せよ」
慌てる力也。
『良いから続けて。もっとしてっ、もっと狂わせてっ!』
早希は、焦点の合わない目で訴えかける。信明は射精して多少冷静になったせいか、危機感を感じていた。このままでは、中に出されてしまう……。安全日とはいえ、こんなセックスをしていたら妊娠してしまう……。そんなことを考えてしまっていた。
でも、そんな危機感を持ちながらも、動くことが出来ないでいる。
「知らねーぞ」
力也は、ボソッと一言言うと腰の動きをさらに早めていく。
『そうっ! もっとっ! パパも押してっ! あぁぁあぁぁぁ、気持ちいいっ、こんなの知らないっ、こんなの知ったら戻れないっ!』
早希は、涙すら流しながら叫ぶ。そして、そのまま少しその状態が続いた後、
「出るぞ。マジで出すから」
と、力也がうめくように言う。早希は、さらに両脚を強く絡めるようにしている。まるで、女郎蜘蛛が獲物を離さないような感じだ。
そして、力也は思いきり強く腰を押し込んだ後、身体を震わせながら射精を始めた。その瞬間、早希は電池が切れたみたいに動かなくなった。
「お、おい、どうした? マジか、早希、大丈夫か!?」
力也は、大慌てで早希の肩を揺さぶる。でも、よく見ると胸が上下に動いている。
「失神? マジか、本当にあるんだ」
力也は、ホッとしながら言う。そして、
「すみません。中に出しちゃいました」
と、信明に向かって言う。信明は、射精したばかりの精液まみれのペニスと手を晒しながら、気にしないで下さいと敬語で言った。
力也の方が年下だが、すっかりと立場は逆転しているようだ。
「じゃあ、俺帰りますね。ホント、ありがとうございました」
力也は、ペニスを抜くとそそくさと服を着て部屋を出て行った。ベッドの上では、だらしなく脚を拡げたまま失神している早希がいる。
信明はそっと近づき、早希の秘部を見つめた。ダラダラと垂れてくる精液。中出しされたことは間違いないようだ。信明は、そんな状態の早希を見ながらオナニーを始めた。
妻の膣口から他人の精液が溢れ出ている……。それを見て興奮する夫……。どう見ても異常な状況だ。でも、信明は興奮しきった顔でオナニーを続けている。ベッドの向こう側では、まだ幼い息子が寝ている。信明は、取り憑かれたようにペニスをしごき続けた。
『なにしてるの? ……ヘンタイ』
急に声をかける早希。少し前から意識を取り戻していたようだ。慌ててペニスから手を離し、謝る信明。
『もう……。ねぇ、来て。すぐ来て欲しい』
早希は、媚びるような顔で信明を誘う。信明は、予想していなかった展開に戸惑いながらも、早希に覆い被さっていく。
『んっ、パパのカチカチだね。あんなに出したのに、すごいね』
早希は、挿入されてもあまり変化がない。さっきの力也とのセックスとは大違いの反応だ。
「……なんか、違う感じがする」
挿入した信明は、ボソッと言った。
『どう違う? もしかして、緩くなっちゃってる?』
早希は、慌てて聞く。
「そうじゃなくて、うねって絡んでくる感じがする」
信明は、そんな風に答えた。実際、緩くなっているどころか快感が増している感じがしている。
『本当に? なんでだろう? でも、パパのも違う感じだよ。いつもよりも、気持ちいいよ』
早希は、そんな感想を言った。実際に、いつもよりも挿入感もあるし、快感も大きいようだ。
信明は、不思議だなと思いながら腰を動かし始めた。ゾワゾワっとまとわりついてくるような感触……。信明は、すぐに射精感が湧き上がってくることに驚いていた。
『あっ、ンッ、パパのすごい、固いよ、気持ちいいっ』
早希は、気持ちよさそうな声をあげる。さっきの力也とのセックスの時よりはおとなしいが、それでもいつものセックスの時よりは気持ちよさそうだ。
信明は、強い興奮を感じながら早希にキスをした。早希もすぐに舌を絡めてくる。二人は、いつも以上に激しいキスをしながらセックスを続け、信明はあっけなく早希の膣中に射精を始めてしまった……。
『パパ、すごく気持ち良かったよ』
早希は、満足そうに言う。信明は、
「彼と比べてどう?」
と、質問をした。
『え? それは……ナイショ!』
早希は無邪気な笑顔でそう言うと、信明にキスをした。
こんな風にして、初めての寝取られプレイは終了した。この日以来、二人の関係はより良好なものになった。元々仲が良かった方だが、バカップルと言われそうなほどのラブラブぶりになった。セックスの回数も増え、ほとんど毎晩になった。
『パパ……。今日も、良い?』
息子を寝かしつけた後、恥ずかしそうに信明に声をかける早希。モジモジとしながら、本当に恥ずかしそうだ。信明は、黙って早希を抱き寄せる。そして、激しいキスが始まる。
そのままもつれるようにベッドに倒れ込み、お互いがお互いのパジャマを脱がせると、すぐに挿入してしまう。そして、ほとんどキスをしたまま射精まで至る感じだ。ただ、実際はそこからセックスが始まるような感じになっていた。
『パパ、早く……。もう我慢出来ないよ』
早希は、信明の精液が溢れる膣口を自ら拡げながら、そんなことを言う。すると、信明はベッドの下の収納から大人のオモチャを取り出した。それは、一見して大きいとわかるサイズ感だ。信明の粗末なペニスと比べると、まるで子供と大人だ。
おそらく、力也のペニスと比べても遜色のないサイズ……下手をすると、さらに大きいくらいだ。信明は、その大人のオモチャを手に取ると、自分に装着を始めた。それは、いわゆるペニスバンドだ。レズのカップルや、M男が女王様に入れてもらうようなタイプのものだ。
ただ、それらと違うのは、ディルド部分に男性器を挿入出来ることだ。信明は、射精してもまだ勃起したままのペニスを、ディルド部分に挿入する。オナホのような感触に、思わず声が漏れる。
『フフ。私の中より気持ちいいんじゃない?』
イタズラっぽく言う早希。その顔は上気したようになっていて、興奮しているのが伝わってくる。信明は、慣れた動きでペニスバンドを装着した。まるで、信明のペニスが大きくなったような感じになっている。
早希は、自ら両脚を抱えて脚を拡げると、
『来て。早くハメて』
と、うわずった声でおねだりをする。信明は、早希の淫らな姿に興奮しながら、ペニスバンドを早希の膣口に押しつけていく。
『あぁ、早く。すぐ来て、焦らさないで』
早希は、興奮しきった声でおねだりをする。もう、欲しくて仕方ないような声だ。信明は、同じく興奮しきった顔でペニスバンドを押し込んでいく。
『うぅあああっ、太い、パパ、おチンポ太いよぉ』
早希は、卑猥な言葉を言いながらとろけた顔をさらす。最近で
は、早希はわざと卑猥な言葉を言うようになっていた。信明は、早希のそんな言葉に興奮しながら腰を振り続ける。早希は、さっきまでのセックスとはまるで違う反応をしながらあえぎ続ける。
信明は複雑な気持ちになりながらも、淫らにあえぐ早希を見て興奮していた。
『パパ、押して。ギュッてしてっ』
早希は、とろけた顔でおねだりをする。信明は、拳で早希の下腹部を押し込むように押し始めた。
『うぅああっ、そう、もっとっ、気持ちいいっ、もっと強くっ! うぁあっ、気持ちいいっ! すごいのっ、気持ちいいっ!』
早希は、力也としている時のようなリアクションをしながらあえぐ。信明は、腰を強く降りながら下腹部を押し続ける。早希の感じ方は、普通に信明としている時とは大違いの激しいものだ。
信明は、こんな状況でも嬉しいと思いながら腰を振り続ける。でも、同時に力也とセックスをしている早希を思い浮かべてしまっていた。
ハメ潮を吹いて失神するまで感じていた早希……。今の早希は、乱れに乱れているように見えるが、そこまでは乱れていない。
信明は、劣等感を感じながらも必死で腰を振り、下腹部を押し続ける。
『イクっ、イクっ! パパっ、イクっ!! ンぁあぁっ!!』
早希は、のけ反りながら果てた。そして、疲れてしまった信明も、ぐったりと寝転がる。
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