嫁とデートしたがる友人に、1回だけの約束でデートさせた結果 完(オリジナル 転載不可)

前回の話

 いおりは、私のことを見つめている。顔どころか、髪も服も精液でドロドロのまま、ほとんど無表情で見つめている。いおりは、射精したまま固まっている私に、口の中を開けて見せ始めた。すっかりと空っぽになっている口内。本当に、見ず知らずの男達の精液を飲んでしまったようだ。
 男達は、興奮した顔でいおりを見つめている。射精したばかりの彼らは、全員まだ勃起した状態だ。興奮が収まらないのか、ペニスをしごいている男性もいる。


 私は、いおりの無表情が怖くて声が出せない。何を考えているのだろう? 射精してしまった私に、怒りを感じている? そんな風に思っていると、いおりに美樹さんが近づいていく。美樹さんも、いおりに負けずに精液まみれの状態だ。

 美樹さんは、興奮した顔のままいおりにキスをし始めた。すぐに舌を差し込み、いおりの口の中をグチャグチャにかき回していく。いおりも、興奮しきった顔で舌を絡めていく。
 二人の顔についた精液が、お互いの顔に付着していく。そして、美樹さんがいおりの顔を舐め始めた。顔中に付着した精液を、すすりとりながら舐めていく。すると、いおりも同じ事をし始めた。
 お互いの顔の精液は、ほとんど見えなくなった。でも、それはいおりと美樹さんの口内に移動しただけだ。
 そして、二人は見つめ合う。すぐにキスも始まった。お互いに、口の中が精液まみれのまま、激しいキスを続けていく。

 美樹さんは、少し上の方からいおりの口の中に精液の塊を垂らしていく。ツゥーっと白い見るからに粘度の高そうな液体がいおりの口の中に入ってしまった。でも、美樹さんはすぐにいおりにキスをする。そして、いおりの口の中の精液を吸い取ろうとしている。

 ズズっと卑猥な音が響き、いおりの口の中の精液が移動していく。でも、ある程度のところで、いおりが逆にすすり取り始めた。

 精液を、奪い合うようにキスをする二人……。顔には精液がなくなったが、口の周りは精液まみれだ。舌を使い、それを奪ったり奪われたりのキスを続ける二人は、すっかりと興奮した顔になっている。

「参加しないの?」
 いおりが唐突に男性陣に声をかけた。男性陣は、色めきだって参加したいと告げる。
「良いよ、一緒に気持ちよくなろ」
 いおりは、淡々とそんなことを言った。すぐにワラワラと男性陣が二人を取り囲む。卑猥なキスをしている二人の身体を触り始めてしまった。いおりの服は当然のように脱がされていき、あっという間に全裸に剥かれた。
 大勢の男性の中心に、全裸のいおりがいる……。悪い夢の中に迷い込んでしまったような感覚だ。そして、男性達はいいようにいおりの身体を触り始める。

 美樹さんよりも若いからかもしれないが、いおりの方が大勢に触られている。乳首を摘ままれ、乳房を揉まれ、太ももや秘部まで触られてしまっている。
 男達は、本当に雑にいおりを扱う。いおりのことを気持ちよくさせようという気持ちなんて、少しもないようだ。ただ欲望に任せて、好き勝手に触り続ける……。そんな感じだ。

 すると、一人がいおりの膣中に指をねじ込んでしまった。まさか、ここまでのことになるとは思っていなかった私は、慌てて止めようとした。でも、
「うぅあっ、指気持ちいいっ。動かしてっ」
 と、とろけた声でいおりが言ったことで、止めるタイミングを失ってしまった。唖然としたまま、いおりを見つめる……

 男性は、いおりの膣中に挿入した指を激しく動かし始めた。アダルトビデオで見るような、激しい動きだ。
「うぅっ、あっ、アンッ、気持ちいいっ、もっとっ」
 いおりは、この状況で感じてしまっている。大勢に囲まれている恐怖なんて、少しも感じていないようだ。すると、美樹さんがいおりにキスを始めた。二人とも、好き勝手に男達に触られ、とろけきってしまっている。

 いおりと謙也がキスをしているとき、私は焦燥感で漏らしそうな感覚を味わっていた。子供頃に、忘れ物をして先生に怒られる……と、思ったときのような感覚。いおりと謙也の愛し合っているようなキスには、そんな感覚にさせる危機感があった。
 今の美樹さんとのキスは、ただただイヤらしく、そして美しいと感じる。いおりを奪われるかもしれないという危機感は感じない。女性同士のキスは、不思議なほど美しく見える。

 でも、キスをしている二人に、男達は容赦なく雑な愛撫を続ける。すると、男性のひとりがコンドームを装着し始めた。備え付けのコンドームは、なぜか黒色だ。迫力があってやたらと大きく見える。でも、実際に男達のペニスは大きいのだと思う。
 私や美樹さんの旦那さんのペニスが小さすぎるだけかもしれないが、比べると哀れな気持ちになるほどだ。そして、男性は何の躊躇もなく美樹さんを後ろから貫いた。
「うぅあっ、あなた、入っちゃってる。他の人のおチンポ、入ってます」
 美樹さんは、旦那さんを見つめながら言う。その口調はとろけてしまっていて、罪悪感よりは快感を感じているようだ。
 美樹さんの旦那さんは、他人に貫かれている美樹さんを見て、泣きそうな顔になっている。さっきまでの冷静な感じはなく、興奮と悲しみを感じている顔になっていた。

 美樹さんを貫いている男性は、そのまま腰を動かし始める。やっぱり、美樹さんを感じさせようという気配はなく、雑に腰を動かしている。単調なピストンで、自分がイクことしか考えていないみたいだ。
 すると、もう一人が美樹さんの口を犯し始めた。上下の口を犯されながら、美樹さんは旦那さんのことを見つめている。旦那さんも、美樹さんを見つめながら股間をまさぐり始めていた。
 短小の僕から見ても、小さなペニス……。あれでは、美樹さんは満足できないと思う。でも、それは私も一緒かもしれない。いおりのことを満足させられなかったから、謙也に奪われかけた……そういうことだと思う。

 私が過去のことに心を奪われていると、いおりが、
「うぅあぁ、太いっ」
 と、とろけた声をあげた。私は、慌てていおりの方を見た。いおりは、美樹さんと同じように後ろから貫かれてしまっている……。

「パパ、ごめんなさい。入れられちゃった。違う人のおちんちん、入ってます」
 泣きそうな顔で私を見つめ報告をした。美樹さんと違い、本当に罪悪感を感じているような表情だ。私は、どうしたら良いのかわからなくなってしまった。止めるべきだと思う。でも、動けない。逆に、男が動き始めた。

「うぅぁっ、あっ、太いの。パパ、太くて長いの。気持ちいい……ごめんなさい。もう気持ちよくなってます」
 いおりは、私を見つめながら謝る。でも、顔は快感にとろけ始めてしまっていて、見ているのが辛い……。

 そして、当たり前のようにもう一人がいおりの口にペニスを差し込む。いおりは、ペニスが唇に触れる瞬間、自分から口を開けて舌を伸ばした。ペニスを迎え入れるようにしながらフェラチオを始めたいおりに、私は強いショックを受けた。

 回されたい……いおりには、そんな願望があったみたいだ。それを聞いたとき、まさかと思った。そんなオナホ扱いをされるよりは、謙也と気持ちを通い合わせながらセックスをした方が、よほど気持ちいいのではないか? そんな風に思った。
 でも、上下の口を巨根で貫かれているいおりは、信じられないくらいにとろけて、幸せそうな顔になっている。

 男性は、いきなり強く腰を振っている。やっぱり、自分がイク事しか関心がないみたいだ。そんな扱いをされながらも、いおりはうめきっぱなしで、時折腰をガクガクッと短く震わせる。

 初対面の男性のペニスで、こんなにあっけなくイッてしまった? 私は、信じられない気持ちでいおりの3Pを見つめ続ける。

 美樹さんといおりが、並んで上下の口を犯されている。その周りには男達がいて、股間をまさぐったりしながら眺めている。中には、いおりの乳首を触っている男もいる。
 これは、何Pになるのだろう? 3Pや4P等というレベルを超えているのではないか? 普通の主婦が、まず経験しない事を経験してしまっているように思う。

「あぁ、出る、イクっ」
 いおりに挿入していた男性が、本当に気持ちよさそうな顔で射精を始めた。いおりは、ペニスをくわえたまま身体を震わせる。すると、控えていた男性が、射精した男性を引き剥がすようにしてどかせる、すぐにいおりに挿入した。
 コンドームをつけてい待機していたその男性は、やっぱりすぐにメチャクチャに腰を振る。いおりは、身体を小刻みに震わせ、ペニスをくわえたままうめく。

 美樹さんに挿入していた男性も、射精を始めた。同じように、すぐに別の男が入れ替わる。でも、その男性が挿入しようとする前に、美樹さんが、
「コンドーム、外してハメて。こんなに続けてされると、擦れて痛くなっちゃうわ」
 と、言い始めた。すると、美樹さんの旦那さんが、
「美樹、そんなのダメだよ……」
 と、弱々しい声で言う。でも、美樹さんは旦那さんの言葉に気がつかなかったような感じで、一瞥すらしない。
 美樹さんに言われた男性は、喜んでコンドームを外した。勃起したペニスは、コンドームが外れた事でさらに拡がって見える。押さえつけていた物がなくなって、サイズアップしてしまったみたいだ。男性は、本当に良いんですか? と、聞く事もなくペニスを挿入した。

 生のペニスが、入ってしまった……。こんな場所で、生セックス……あまりにリスクが高い気がする。こんなところに通っている男性なんて、性病の心配もありそうだ。

 でも、美樹さんはとろけた顔であえぎ始める。
「やっぱり、全然違う。生チンポじゃなきゃ、全然気持ちよくなれないわ」
 美樹さんは、とろけた顔だ。本当に気持ちよさそうなのが伝わってくる。さっきのセックスの時とは、まるで違う顔みたいだ。
 いおりが、
「そんなに違うんですか?」
 と、バックでハメられながら質問する。
「違うわよ。続けて何人もの人に中出しされたら、天国に行けるわよ」
 美樹さんは、幸せそうな顔で答える。

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嫁とデートしたがる友人に、1回だけの約束でデートさせた結果7(オリジナル 転載不可)

前回の話

 いおりは、謙也とのセックス以降、かなりキャラクターが変わってしまった。オナホを使っての煽るようなセックスも、さらに過激なものになっていた。

 ただ、謙也との2回目はなかった。あれから3ヶ月近く経つが、謙也が遊びに来ること自体もなく、他の誰かとプレイをすると言うこともない。


 いおりは、私のペニスにかぶせたオナホを動かしながら、
「もう出ちゃう? まだダメだよ。謙也さん、もっと長持ちだったでしょ? 負けて良いの?」
 と、謙也のことを持ち出しながら楽しそうに言う。必死で射精をこらえながら、いおりのことを見つめ続けると、
「そろそろ、入れて欲しいな……私も、我慢できなくなってきちゃった」
 と、はにかみながら言う。私は、すぐに手を伸ばしてディルドを手に取った。ずっしりと重いディルド。張り型とか言う事もあるタイプの、アダルトグッズだ。電動バイブとは違い、動くことはないタイプだ。
 一見、血管もうねってリアルな形状のペニスみたいだが、よくよく見ると、人体ではあり得ないくらいにカリ首が拡がっている。こんなものを入れられたら、膣壁がえぐれてしまいそうだ。

 いおりは、オナホを動かしながらお尻を私の方に向けてきた。はしたないランジェリー姿の彼女……。ショーツもブラも、オープンタイプの下着としてはまるで意味がないタイプのものだ。

 ショーツの穴から見えるいおりの膣は、いつも通りに濡れて光っている。こんな風に、オナホを使って謙也のことを言いながら私を責めることに、強い興奮を感じるそうだ。

 私は、ディルドをいおりの口にくわえさせる。いおりは、すぐにディルドをフェラチオし始めた。
「大きい……。それに、カチカチ。パパのより、太くて固いよ」
 そんな言葉を口にしながら、疑似フェラチオを続けていく。舌がカリ首の辺りに絡みつく。舌との対比で、カリ首の張り出しが異様なほどに大きいのがよくわかる。
 私は、謙也のと比べてどうなのかと聞いた。
「う〜ん、こっちの方が立派かな? でも、謙也さんのも素敵だったよ。奥にググって当たって、頭真っ白になっちゃったもん」
 いおりは、そんな風に言いながらオナホを動かし続ける。その言葉を聞いて、私は興奮が高まっていく。そして、興奮状態でいおりの膣中にディルドを挿入し始めた。
「うぅっ、あぁ、拡がっちゃう」
 いおりは、うわずった声で言う。そして、さらに早くオナホを動かし続ける。私も、快感にうめきながらディルドを抜き差しし始めた。
「あっ、ンッ、パパ、気持ちいいっ。もっと奥に入れて」

 いおりは、すぐにそんな風におねだりを始める。私は、さらに押し込んでいった。ググッと肉をかき分ける抵抗を感じるが、かまわずに奥まで押し込む。行き止まりに当たる感覚が伝わってくると、いおりはのけぞるような格好であえぎ声を漏らし始めた。
「ヒィ、うぅ、あぁ、パパ、気持ちいいよ」
 いおりは、トロンととろけた顔で、リアクションが少し薄い。快感が強すぎるみたいだ。私は、もっといおりを感じさせたくて、ディルドを必死で抜き差しし続ける。いおりのあえぎ声はどんどん大きくなっていき、オナホを動かす手も止まり気味になってきた。

 私は、夢中でディルドを動かし続ける。もしかして、このディルドに快感にハマって、実際の他人棒には興味がなくなってくれるのではないか? そんな期待もしてしまう。

「パパ、気持ちいいっ。もうイキそう。ねぇ、もっと奥に当てて。謙也さんみたいに、失神させて」
 いおりは、とろけきった顔だ。私は、その言葉に動きが止まりそうになる。謙也のペニスに失神させられたのは、もう3ヶ月も前のことだ。でも、いおりはそれを忘れることが出来なくなってしまったみたいだ。
 大丈夫かな? と、心配になるほどの強さでディルドを押し込む。突き当たりに当たり、さらに少し入っていくような感覚を感じながら、夢中で動かし続ける。

「パパ、すごいの、気持ちいいの。ごめんね、パパのより気持ちいい。パパとするより、ずっと気持ちいいの」
 いおりは、泣きそうな顔で言う。煽りで言っているのではなく、本当に申し訳なさそうに行っている感じがする。それが逆に、私をより惨めな気持ちにさせる……。
 私は、謙也としたいと思っているのかと聞いた。
「思ってる。また失神させてもらいたい。パパの前で、いっぱい気持ちよくさせられたい」
 いおりは、うわずって震えるような声で言う。私を見つめる目は、泣きそうにも興奮しているようにも見える。私は、さらに質問を続けた。本当に、3Pを経験してみたいのかと。
「したい……。淫乱でごめんなさい。でも、回してもらいたいの……オナホみたいに扱われたい」
 いおりは、そんなカミングアウトを続ける。私にも寝取られ性癖があったように、いおりにもアブノーマルな性癖があったと言うことなのだと思う。それを責める資格は、私にはない。
 私は、嫉妬と焦燥感を振り払うようにディルドを目茶苦茶に激しく動かし続ける。いおりは、のけぞりっぱなしであえぎ続ける。本当に気持ちよさそうだ。私とセックスをしていても、こんなリアクションになることはない。

 私は、謙也とセックスをしているいおりを思い出していた。そして、いおりが二人の男たちに良いように弄ばれている姿も想像していた。イヤなことのはずなのに、ものすごく興奮してしまう。それを見たいと思ってしまう。

 私は、あっけなくオナホに射精をしてしまった。いおりも激しく身体を震わせながら果てた。
「気持ちよかったよ。パパ、まだ出来る? 普通のエッチもする?」
 いおりは、トロンとしたような顔で聞いてくる。私は、そんなことを言ってもらっているのに、すぐには無理だと言って断ってしまった。そして、すぐには無理と言いながらも、結局何もしないで寝てしまった。

 最近は、いつもこんな感じだ。ディルドで興奮しきったいおりを見て、満足してしまう。それに、ディルドには勝てないと、卑屈な気持ちになってしまっている……。

 そんな日々が続く中、いおりに提案をしてみた。ハプニングバーに行ってみないかと。
「ハプニングバー? お酒飲むところ?」
 いおりは、キョトンとした顔で聞いてきた。私は、ハプニングバーがどういう場所なのかを説明した。
「えっ? みんなが見てるところでするって事なの?」
 いおりは、信じられないという顔になっている。私も行ったことはないので上手く説明できず、ネットで検索してみた。

「え? これって、日本なの?」
 出てきた画像を見て、唖然とするいおり。あまりの無秩序な感じに、引いてしまっているみたいだ。でも、ハプニングバーによってカラーがあることがわかってきた。そんな中、落ち着いた感じの店を見つけることが出来た。とは言っても、実家に息子を預けてまで行く場所なのだろうか? そんな疑念は感じる……。

「大勢に見られながらって、恥ずかしいよね?」
 いおりは、ボソッと言う。でも、どう見てもその顔は興奮しているようにしか見えない。画面には、三人の男に回されるように抱かれながら、ギャラリーに見られている女性が映っている。いおりは、興奮した顔でそれを見つめていた……。

 1週間ほどした日の夜、そろそろ寝ようとしていると、
「パパ、やっぱり行ってみない? ハプニングバーに……」
 と、いおりが恥ずかしそうに言ってきた。私は、なんとなく予感はしていたので、すぐに良いねと言った。
「でも、見るだけになるかも……。恥ずかしいから」
 いおりは、すでに顔が赤い。想像して恥ずかしがっているみたいだ。無理もないと思う。普通は、誰かに見られながらのセックスなんて出来ないと思う。
 私は、もちろん見学だけになっても問題ないと言った。
「でも、それじゃパパは興奮できないでしょ?」
 いおりは、イタズラっぽく微笑む。私は、答えに迷いながらも、曖昧にうなずいた。

 そして、週末にハプニングバーに行くことにした。お義母さんは喜んで息子を預かってくれて、たまには泊まりで遊びに行ったら? とまで言ってくれた。私は、少し胸が痛かった。責任を持って預かった娘を、ハプニングバーに連れて行く……お義母さんに知られたら、殺されても文句は言えないと思う……。

「ドキドキしてきた……。やっぱりやめようかな?」
 車の中でずっと心配そうにしているいおりに、私は平気だよと言う。根拠があるわけではないが、すでに謙也と寝取られプレイは体験している。きっと、同じようなものだと思う。

 ハプニングバーは、マンションの一室だった。駅の近くの商業施設などが混在したエリアの一角にあった。少し古めのマンションで、事務所や店舗みたいなものも入っているみたいだ。

「こんなマンションに、ハプニングバーなんてあるんだね。びっくりしちゃった……。隣の人か、イヤじゃないのかな?」
 いおりは、そんなコメントをした。確かに、隣の人は声とか気になるんじゃないかな? と思った。でも、そんなことは思いもしなかった。いおりは、独特の感性があるなと思った。

 受付で会員登録をし、カンターバーみたいになっている部屋に通された。カウンターには、40歳前後くらいのカップルと、男性二人が座っていた。四人ともバスローブ姿だ。
 カウンターの中にはママさんがいて、色々と話しかけてきてくれる。こういうお店のママさんだからか、話がうまい。いつの間にか、いおりはリラックスした表情に変わっていた。

「こんばんは。初めてですか?」
 カウンターのカップルの女性が話しかけていた。いおりは、すぐにそうですと答える。話しかけてきた女性は、少しポチャッとした感じだ。バスローブの胸の部分はかなり盛り上がっていて、胸が大きいみたいだ。
 いおりとその女性は話を始めた。色々と親切に説明をしてくれる彼女。どうやら、奥には個室ブース的な場所もあり、そこでプレイをしたりするらしい。でも、このカウンターバースペースでも、始まってしまうことは多いみたいだ。

「今日は、参加するつもり? 見学?」
 女性は、なんとも言えない色っぽい顔で言う。女性は、美樹さん。隣は旦那さんらしい。二人とも、ごく普通の印象だ。真面目そうと言うか、ハプニングバーに来るような感じには見えない。いおりは、見学だけのつもりですと答えた。
「そうなのね。じゃあ、見る? いまから始めちゃおうと思ってるけど」
 美樹さんは、そう言ってバスローブを脱いだ。下着は着けておらず、一気に全裸になってしまう。やっぱり、最初の印象通りで胸は大きい。でも、身体も少しばかり大きめだ。そして、下腹部にはヘアがなく、剃り上げられいるみたいだ。

 私は、いきなりの女性の裸にドギマギしてしまう。美樹さんは、そのままカウンターに座っている男性の前に移動した。顔見知りのようで、親しげに話をする。男性二人は、見た感じではまだ30そこそこくらいで、美樹さんよりは年下に見える。

「フフ。もうこんなになってる。こんなおばちゃんの裸で、興奮してくれてるの?」

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嫁とデートしたがる友人に、1回だけの約束でデートさせた結果6(オリジナル 転載不可)

前回の話

私は、パンツの中にぶちまけながら、必死で声を押し殺した。でも、謙也にイカされてしまったいおりが、呆けたような顔で私を見てきた。目が合うと、いおりは薄く笑う。そして、私の股間の方を見る。
『パパ、もしかして出ちゃったの? まだ触ってもいないのに?』
謙也と、シックスナインの格好のままそんなことを言ういおり。私は、まだうめいていて声が出ない。


謙也は、私と会話をしているいおりの膣口を舐め続ける。いおりは、気持ちよさそうな顔のまま私に話しかける。
『どうする? もう、出ちゃったなら満足しちゃった? やめた方が良い?』
そんな質問をするいおり。確かに、私は射精したことで少し冷静になっている。なぜこんなことになっているのだろう? どうして目の前で、いおりが謙也とシックスナインをしているのだろう? 私は、やめさせた方が良いと思った。でも、私が何かを言う前に、謙也がいおりの膣に指を入れてしまった。
『あぁっ、ダメっ、うぅっ、あっ、イヤ! 抜いてっ!』
慌てて叫ぶいおり。
「めっちゃ締まる。興奮してるでしょ」
そんな風に言いながら、挿入した二本の指を動かし続ける彼。いおりは、抜いてと言いながらも顔がさらにとろけてしまっている。そして、あえぎ始めた。

『あっ、あんっ、うぅっ、そこダメ、うぅあっ、あっ! こすっちゃダメっ!』
気持ちよさそうに声を上げるいおりを見て、私は言葉を引っ込めてしまった。やめさせたいけど、もっと見たい。揺れる気持ちに勝てなかった。

「気持ちいいでしょ。舐めるよ」
そう言って、彼はクリトリスも舐め始めた。膣を指でかき混ぜられ、クリトリスも舐められているいおりは、見たこともないくらいに気持ちよさそうにあえぐ。

『ダメぇ、気持ちいいっ! パパ、またイッちゃう。パパのじゃないのにイッちゃうよっ!』
泣きそうな顔になっているいおり。でも、漏れてくる声はトロトロにとろけきっている。謙也は、楽しそうに舐め続ける。そして、指の動きもさらに深く激しいものになっている。

釣り上げたエビみたいにビクンビクンと身体を震わせながら、いおりはあえぎ続ける。でも、急に思い出したような感じで、目の前の極太をくわえる。
対抗心を燃やすように、頭を激しく動かしてフェラチオをするいおり……。謙也も、クリトリスを舐めながら気持ちよさそうな顔になっている。

少しすると、
『もうダメ、イクっ、うぅっ、パパ、ごめんなさい、見ないでッ! うぅあっ!』
と、いおりは叫びながら腰のあたりをガクガク震わせた。謙也も舐めるのをやめ、指を引き抜く。
「見られてると、気持ちいい? でも、潮吹きしなかったね」
謙也が、口の周りを手の甲で拭いながら言う。いおりは、ヤバい! みたいな顔になる。潮吹きのことは、いおりの口からは聞いていない。秘密にしていたのだと思う。私は謙也の動画で知っていたが、聞こえないふりをする。

いおりは、私が何も反応しないことにホッとしたような感じになり、
『パパ、どうする? もう、やめた方が良い?』
と聞いてきた。その顔には動揺が見えるが、物足りなさそうな感じにも見える。私は、いおりはどうしたいの? と聞いてみた。
『え? う、うん……もう少し続けたいな……』
恥ずかしそうに答える彼女に、私はまた興奮が高まっていく。
「じゃあ、そろそろ入れちゃう?」
謙也は、射精していないせいもあるのか、興奮したままの顔だ。当然だと思う。男なら、この状況なら射精しないと収まるはずがない。

『え? う、うん。パパ、どうする?』
いおりは、困った顔になっている。でも、この状況でどうするもないと思う。私は、いおりはどうしたいの? と聞いた。
『……入れてみたい』
いおりは、少し迷ってそう答えた。他の男のペニスを欲しがっている……。そう思うだけで、脚が震えてきそうだ。どうなるんだろう? してしまったら、どうなってしまうのだろう?
不安がよぎる。でも、やっぱり興奮は隠せない。私は、結局うなずいた。

「OKだって! じゃあ、そこに寝てみて」
謙也は、ソファではなく床のラグのところを指さす。ふかふかのラグなので、痛くはないと思う。いおりは、素直に仰向けで寝転がった。

謙也を見つめる彼女の顔は、まるで恋する乙女のように見える。私以外の男性を、こんな顔で見つめる……。絶対に許されないことのはずだ。でも、私は興奮しきっている。

「せっかくだから、両脚抱えてみて」
そんなリクエストをする彼。いおりは、キョトンとしている。私も、彼の言葉の意味が理解できていない。
「両脚抱えて、入れて欲しいってアピールしてよ。その方が、俺もアイツも興奮するから」
謙也は、そんなことを言った。すると、いおりは仕方ないなぁと言う感じで両脚を抱える。脚が拡げられ、アソコがさらに丸見えになる。挿入をねだる姿……。子持ちの人妻が、自宅でこんな姿をさらしている……。とても幼い息子には見せられない姿だ。

「めちゃエロい! いおりちゃん、ホントに可愛いね。ねぇ、入れてって言ってみてよ!」
ハイテンションで言う謙也。本当に気持ちが盛り上がっているようだ。

『えぇ〜、恥ずかしいよ』
いおりは恥ずかしそうに言いながらも、脚を拡げたままだ。
「お願い!」
謙也が両手を合わせてお願いする。すると、いおりは仕方ないなぁと言う顔で、
『入れて。謙也さんのおちんちん、入れてください』
と、可愛らしい仕草で言った。ゾクゾクッとするほどの興奮と嫉妬を感じながら、私は二人の成り行きを見守る。

「最高」
謙也はそう言ってコンドームを装着し始めた。大きなペニスにコンドームが装着される……。すごく窮屈そうに見える。でも、なぜか黒色のコンドームなので、迫力がすごい。棍棒がくっついているような、異様な迫力だ。
『どうして真っ黒なの?』
いおりも、不思議に思ったようで質問した。
「このサイズだと、これしかないんだよね」
謙也が答えると、いおりは驚いた顔で、
『え? これもサイズってあるの? 知らなかった!』
と言う。
「うん。XXLだと、黒しかないんだよね。XLだときついから、締め付けられてイクのが遅くなっちゃうんだ」
そんな説明をする彼。いおりは、
『そうなんだ。知らなかった。じゃあ、パパは一回り小さいサイズを使えば、もっと長持ちするのかな?』
と、言い始めた。私は、強烈に恥ずかしくて顔が赤くなる。小さい上に早い。男としては、本当に恥ずかしい限りだ。
「そうかも。でも、標準サイズより小さいのって、あるのかな? 今度、見てみるよ」
『謙也さんは見なくても良いでしょ? 関係ないから』
「それもそうか」
そんな会話をしながら微笑み合う二人。私は、疎外感を感じてしまう。

そして、謙也はいおりに覆い被さっていく。太いペニスが膣口に触れる。いおりは、見たこともない表情をしている。期待と不安、興奮と罪悪感……色々入り交じっていそうだ。

「入れるよ」
謙也がボソッと言う。
『うん。入れて』
いおりは、発情した顔で答える。そして、ゆっくりとペニスが入っていく。
『うぅ、太い……』
いおりは、不安そうな声をあげる。でも、ペニスがズブズブ入っていくと、一気に表情がとろけ始めた。
『うぅあぁ、入ってくる……。パパ、入っちゃってるよ……パパのじゃないのが』
いおりは、不安そうな顔で私を見る。そして、謙也はそのまま腰を押し込んでいく。根本まで入ると、
「平気? 痛くない?」
と、優しい声で聞く。いおりは、
『痛くない……平気』
と、答えた。もう、私の方は見ていない。私は、仲間はずれになった気持ちのまま、股間をまさぐり始めた。さっき射精をしたばかりなのに、ペニスはガチガチになっている。そして、ズボンの上からまさぐっているだけなのに、快感が強い。

「じゃあ、動くよ」
謙也はそう言って、腰を動かし始めた。
『あぁっ、うぅ、ンッ、ンッ、うぅっ、こ、これダメ、すごい……パパ、ダメ、気持ちいいの。知らない……こんなの知らない』
いおりは、また私の方を見てくる。不安でいっぱいの顔になっている。謙也は、ゆっくりとしたペースで腰を動かし続ける。いおりは、さらに気持ちよさそうな顔になってあえぎ続ける。

夢にまで見たいおりの他人とのセックス……。衝撃が大きすぎて、瞬きも忘れてしまいそうだ。謙也は、ゆっくりと腰を動かし続ける。ストロークの長さに、敗北感を感じる。
いおりは、身体に力が入っているのが伝わってくる。そして、腰が少しのけぞったようにもなっている。大きすぎるペニスを入れられ、そうなってしまうのだろうか?

「どう? 気持ちいい?」
質問する彼に、いおりは、
『気持ちいい。全然違う。今まで知らなかった……こんなの知らなかった』
いおりは、あえぎ声混じりに言う。
「じゃあ、早く動くよ」
謙也はそう言って、腰の動きを加速していく。
『うぅあっ、あっ! こ、これダメ、あっ、あっあんっ、パパ、ダメ、イッちゃうっ、すぐイッちゃうっ! ごめんなさい、パパ、気持ちよくなってるのっ!』
謝りながらあえぎ続けるいおり。本当に、気持ちよくて仕方ないという感じになってしまっている。今まで感じたことのない快感……。どんな快感なのだろう? 私とのセックスでは、感じることが出来なかった快感? 悔しい気持ちでいっぱいになる。

「そんなに気持ちいい?」
謙也は、自信たっぷりに言いながら腰を動かし続ける。いおりとデートをしたがっていた彼……。私は、上から目線で彼にデートをさせてあげた。それなのに、今ではすっかりと立場が変わってしまったような感じになっている。

『気持ちいい。気持ちよくなっちゃってる……ダメなのに、気持ちいいの』

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嫁とデートしたがる友人に、1回だけの約束でデートさせた結果5(オリジナル 転載不可)

前回の話

いおりは、セックスのたびに謙也とのことを持ち出して私を煽るようになっていた。でも、謙也に見せてもらう動画と、いおりが話す内容はかなり差がある。最後までしていなかったにしても、いおりは謙也に潮吹きまでさせられた。
それを私に報告しないままナイショにしているということに、モヤモヤしたものを感じてしまう。でも、そのモヤモヤも興奮に変わっていくのを感じている。

『フフ。気持ちいい? 謙也さんの大きくて、この穴からはみ出ちゃってたよ』
いおりは、私をオナホで責めながらそんなことを言ってくる。私のペニスにかぶせているオナホは、挿入口の反対にも穴が空いている貫通タイプのものだ。2つの穴はそれぞれ狭さが違い、2種類の締りの良さが体験できるタイプだ。私は、その狭い方にペニスを差し込んでいる。


まさか、いおりにオナホで責められる日が来るなんて想像もしていなかった。本物の膣ではありえない内部構造……正直、かなり気持ちいい。そのもの自体の気持ちよさもあるが、いおりにやられているということがさらに快感を増すみたいだ。

私のペニスは、反対側の穴から飛び出る気配もない。根本までしっかり入れているが、どうやっても反対側の穴までは届かない感じだ。こうやって、直接的に比較されると落ち込んでしまう。

いおりは、私の乳首も舐めてきた。乳首を舐められながらのオナホは、本当に気持ちいい。もしかしたら、普通にセックスをするのと同じくらい……それ以上かもしれない。

『気持ちいい? 謙也さんも、すごく気持ちいいって言ってたよ。乳首、好き?』
それとなく謙也の話を混ぜてくるいおり。私は、気持ちいいというのがやっとだ。
『こうやって謙也さんのおちんちんオナホでしてたら、本当にカチカチになってきて凄かったよ。私もすごく興奮しちゃった……。入れてほしいなって思ったよ』
はにかむように言ういおり。私は、いつもと同じでこのタイミングで射精をしてしまった。圧倒的な快感に、うめきながら射精を続けると、
『フフ。いっぱい出てる。興奮したんだね。本当に、パパは寝取られ性癖なんだね』
と、いおりはすごく楽しそうに言う。私は、快感が強すぎて言葉も出ない……。

こんな風に、いおりとのセックスはかなり変質してしまった。私がいおりに挿入せずに終わることも多くなってしまった。いおりは欲求不満ではないかな? と心配になるが、申し訳無さと悔しさでそれを聞くことも出来ない……。

そんなある日、謙也が遊びに来た。と言っても、私がこっそり誘った。いおりは、あのとき以来の対面だ。
『あら、久しぶり。どうしたの、急に?』
いおりは、ごく普通に彼を出迎える。動揺もないみたいだ。逆に、謙也のほうが少しぎこちない感じになってしまっている。
「うん。近くに用事があったから寄ったんだ。これ、お土産」
ワインとつまみの入った袋を手渡してくる彼。いおりは、笑顔でお礼を言いながら、
『ちょうどたーくん寝てるから、飲んじゃおっか』
と言った。息子は、遊び疲れてグッスリ寝ている。私がこのタイミングに合わせてそうした……。さすがに、自宅でなにかが起こるとは思っていない。でも、少しは何かが起こるのではないかという期待。私は、すでに勃起してしまっていた。

飲み始めると、謙也のぎこちなさも消えた。いつもどおりの楽しい彼になっている。いおりも楽しそうに話を続ける。特にセクシャルな話題はなく、近況報告やテレビの話題、仕事の話なんかもする。
『まだ彼女は出来ないの?』
いおりがそんな質問をする。
「うん。まだだよ。ていうか、なかなか出会いもないんだよね」
謙也はそんな風に言う。でも、別に焦っている感じはない。もともとモテるタイプなので、その気になればいくらでも彼女なんて作れるはずだ。でも、多分興味がないのだと思う。女性とは、適当に遊ぶくらいが丁度いいと思っているのだと思う。

『欲求不満になったりしないの?』
いおりが、急に踏み込んだ話題に切り替える。
「まぁ、そのへんは適当に。それに、いおりちゃんがしてくれるしね」
謙也は、にこやかに言う。
『バカ。今日も、そのつもりだったの?』
いおりは、そんな風に言う。
「バレた。じゃあ、お願いしてもいいかな?」
謙也は、笑いながら言う。私は、まさかの展開にドキッとしていた。
『私は別にいいけど……。パパ、どうする?』
いおりは、そんな質問をしてくる。でも、質問している感じだけど、その顔はニヤけていると言うか、挑発的な感じに見える。私は、いおりが良いなら良いよと答えた。

『OKだって。じゃあ、してあげる』
いおりはそう言うと、すぐに謙也の横に座る。そして、いきなりキスをし始めた。いおりの方から舌を差し込み、謙也の口の中をかき混ぜている。謙也は、慌てた感じで私を見る。でも、私がうなずくと、すぐに舌を絡め始めた。

いつものリビングで、謙也といおりがキスをしている……。いおりは、本当に夢中でキスをしているような感じだ。長いキス……。絡み合う舌がチラチラ見えるのが官能的だ。私は、恐ろしいまでの興奮を感じてしまっている。ペニスは制御を失ったようにビクンビクンと脈打つように動いているし、射精感も感じている。

キスをしながら、吐息が漏れ始めている。いおりも興奮してしまっている感じだ。すると、謙也がキスをしながら胸を揉み始めた。服の上から胸を揉まれ、いおりはまた吐息を漏らす。謙也は、ブラウスの中に手を入れ直接揉み始めた。
リビングのソファの上で、いおりが他人に胸を揉まれている……。私は、あまりの展開に動揺してしまう。止めたほうが良いのではないか? そんな危機感を感じながらも、私は何も出来ない。

すると、いおりが謙也の股間をまさぐり始めた。ズボンの上から掴むようにまさぐるいおり。
『フフ。もう大きくなってる。溜まってるの?』
いおりは、そんな質問をする。いたずらっぽい顔で、好奇心で目がキラキラ輝いているような表情だ。
「うん。めちゃ溜まってる。また、これでしてくれる?」
そう言って、彼はカバンからオナホを取り出した。
『良いよ。してあげる』
いおりはそれを受け取りながら、興奮したような顔で答えた。

謙也は無言でズボンとパンツを脱ぐ。いおりも、ブラウスを脱いだ。普段遣いのブラジャーは、薄いピンクのシンプルなタイプだ。少し着古した感じもあり、セクシーさとは遠い気がする。それでも、謙也は興奮した顔でいおりの胸の谷間を見つめる。

こうやって、自分の妻が性欲丸出しの目で見られているのは、夫としては複雑だ。嫌な気持ちもあるし、心配な気持ちになる。でも、優越感と言うか、誇らしい気持ちも少しある。

「ブラも外してよ」
謙也が甘えたような言い方をする。いおりは、すぐに私を見つめる。少し困ったような顔だ。でも、私はすぐにうなずいた。いおりは、薄く笑うとブラを外し始めた。張りのある美しい胸があらわになる。
「綺麗だね。良いおっぱいだ」
褒める謙也。
『この前も見たでしょ』
いおりは、そんな風に言う。でも、言った直後に、しまったという顔になる。いおりは、私には自分が責められたという報告はしなかった。一方的にオナホで謙也を責めたという話だけだった。

いおりは、バツが悪そうにオナホを準備する。ローションを中に塗り込み、謙也のペニスにも塗っていく。
「あぁ、ヤバい。もう気持ちいい」
ペニスにローションを塗り込まれ、気持ちよさそうに声を漏らす彼……。ローション越しとはいえ、いおりが他の男のペニスを握っている……。あまりにもう現実離れした光景に見える。そして、私の興奮はさらに高まっていく。

ローションでヌラヌラ光るペニスは、すごく大きく見える。画面の中で見るよりも、迫力がある気がする。そして、握っているいおりの指は、親指と人差指が届いていない。いおりは、そのまま手でしごき始める。
「あぁ、ヤバい、めちゃ気持ちいい。オナホより気持ちいいよ」
謙也が嬉しそうに言う。
『そうなの? じゃあ、このまましてあげる』
そう言って、いおりは手コキを続ける。気持ちよさそうな声を漏らしながら、謙也はいおりの胸を見つめている。手コキの動きに合わせて、微妙に揺れる胸。艶かしくてとてもセクシーに見える。

『本当に大きい……。こんなの、入るの?』
いおりは、手コキをしながら質問する。
「入るよ。だって、女性は赤ちゃん産むんだから」
『それもそっか。でも、痛がる人もいるでしょ?』
「まぁ、たまにね。若い子は痛がったり気持ち悪くなったりすることもあるかな」
『そうだよね。こんなに太いと、裂けちゃいそうだもん』
「でも、子供生んだことある子は、メチャクチャ感じてるよ。失神する子もいるし」
『そ、そうなんだ……』
いおりは、手コキをしながら言葉に詰まる。
「試してみたい?」
謙也は、少しドヤ顔気味で質問する。
『し、しないよ!』
慌てるいおり。
「でも、入れてみたいって思ってるでしょ?」
『それは……そんなことないよ』
いおりは、困った感じだ。すると、謙也はいおりの乳首をつまんだ。
『アフぅ、うぅ、ダメだよ』
とろけたような声を漏らすいおり。
「カチカチじゃん。本当は、このチンポが欲しいって思ってるでしょ」
謙也は、私の気持ちをわかっているせいか、グイグイと行く。いおりは、戸惑った顔になりながらも、
『まぁ……少しは……』
いおりはそんな風に言う。謙也は、そのまま乳首を触り続ける。摘んだりこすったりしながら、乳首を執拗に責める。いおりは、顔がとろけ始めてしまっている。でも、そのまま頑張って手コキも続ける。

「ほら、無理しないで欲しいって言えばいいのに」

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嫁とデートしたがる友人に、1回だけの約束でデートさせた結果4(オリジナル 転載不可)

前回の話

私は、強烈にドキッとして心臓がおかしなくらい早く動いていた。いおりの報告では、彼女が一方的にオナホで謙也のことを責めただけだと聞いていた。画面の中では、彼女が恥ずかしそうにうつむいている。

「じゃあ、脱がせるよ」
そう言って、謙也はいおりの服を脱がせ始めた。うつむいて恥ずかしそうにしてはいるが、いおりは無抵抗だ。上着を脱がされ、可愛らしいブラが見える。どう見ても、本気下着という感じだ。私は、いおりはやる気満々で服や下着を選んだのかな? と、嫉妬心を燃やしてしまう。謙也は、そのままブラも脱がせていく。
小ぶりだけどツンと上を向いたような張りのある胸。32歳にしては、頑張っている方だと思う。


私は、謙也の前で上半身裸にされたいおりを見て、信じられないくらいに高ぶってしまった。二人がキスをしたときも強い嫉妬と興奮を感じた。でも、今はそれ以上に興奮してしまっている。

謙也は、黙っていおりの乳首を触り始めた。
『んっ、うぅ』
軽くうめくような声を上げた。
「固いね。勃起してる。興奮してるね」
そんな風に言いながら、いおりの乳首をつまんだり転がすように触る彼。一気にステージが進んでしまったような強い危機感も感じる。
謙也は、両手で彼女の両乳首を触る。転がすように、つまむように触りながら、時折乳房も揉んだりしている。いおりは、時折小さなうめき声を漏らしながら、やっぱり恥ずかしそうにうつむいているような感じだ。

すると、謙也はいおりの乳首を舐め始めた。
『あっ、んぅ、ダメェ』
思わず声を漏らす彼女。少しだけ身体をよじるようにした。でも、謙也のことを押しのけることもなくほとんど無抵抗に見える。謙也は、そのまま舌で乳首を責め続ける。同時に、指でもう片方の乳首も絶え間なく責め続けている。

ソファの上で、謙也に乳首を責められながら甘い吐息を漏らすいおり……。そもそも、この場所はどこなんだろう? ラブホテルだと言っていたが、どこの?
「気持ちいい? もっとカチカチになってきたよ。乳首、感じるんだね」
そんな言葉をかけながら舐め続ける彼。いおりは、
『そ、そんなことない……もともと固いだけだよ……』
と、甘い吐息混じりの声で言う。他の男に感じされられてしまっている……。そう思うだけで、嫉妬でおかしくなりそうだ。愛がなければ感じないとか、そんなのはきっと幻想だろうなと思っていた。でも、こんな風にあっさりと感じ始めたいおりを見て、私は負けた気持ちが大きくなっていく。

「へぇ、そうなんだ。じゃあ、もっとカチカチになるまで責めなきゃね」
そんな風に言いながら、嫁の乳首を責め続けていく。友人の嫁に対して、遠慮はないみたいだ。もっとも、私がこうなるのを望んでいると知っているのでそうしているのかもしれない。

『ンッ、あっ、ンッ、あぁっ、ヒィ、うぅ』
いおりは、徐々にあえぎ声に変わっていく。すぐに気持ちよくて仕方ないような感じの声になってきた。謙也の責め方は、徐々に激しい感じになっていく。優しく舐めるだけではなく、弾くような感じやギュッとつまむような責め方。いおりの声も、ほとんどあえぎ声みたいになっている。

『ダ、ダメェ、もう、うぅっ、あっ、あんっ、イヤ。止めて、もう、止めてっ』
いおりは、そんな風に言いながらも甘い声を漏らし続ける。嫌と言いながらも謙也を押しのける気配もない。謙也は、動きをさらに早く強くしていく。ソファに座ったままのいおりは、背中をのけぞらせるような感じの姿勢になっていく。

「ほら、もっと感じて。乳首だけでもイケるようにしてあげるから」
謙也は、そんな事を言いながら責め続ける。いおりは、時折頭を左右に振ったり、ギュッと拳を握り込んだりしながらあえぎ続ける。
『ダ、メ……もう、うぅっ、あっんっ、ンッ、あぁっ』
いおりは、更に声が大きくなっていく。すると、謙也がいおりのスカートの中に手を差し込んだ。慌ててその腕を掴むいおり。
『ダメッ!』
いおりはびっくりしたような声で言うが、謙也はそのまま強引に腕を差し込んで動かし始めた。
『イヤッ、ダメッ、うぅっ、ダメだよ、あっ、んっ、やめて、うぅっ』
いおりは、必死で抵抗する。でも、謙也は黙ってスカートの中の手を動かし続ける。
『イヤッ、あっ、ンッ、ダメェ、あっ、あぁっ! ぁあぁ〜っ』
いおりは、徐々に抵抗がなくなっていく。謙也は、抵抗が少なくなったからか乳首舐めも再開した。
『うぅっ、あぁっ、あぁ〜〜っ』
いおりは、完全に抵抗がなくなっている。そして、完全にあえぎ声に変わってしまった。

「すっごく濡れてるよ。興奮し過ぎだって」
からかうように言いながら手を動かし続ける彼。いおりは、
『違うっ、そんなんじゃ……あっ、んぅ、ダメェ』
いおりは、本当に恥ずかしそうに声を上げる。実際、顔は真っ赤になっているし、耳まで赤く染まっている。
「違わないじゃん。ほら、こんなだよ」
そう言って、謙也はスカートの中から手を引き抜き、指先をいおりの目の前に持っていく。動画でも、指先が光っているのが何となく分かる。
『イヤッ! 恥ずかしいよ……』
いおりは悲鳴のような声を上げると、さらに顔を赤くしてうつむいてしまう。
「興奮してくれて嬉しいけどね。じゃあ、もっと気持ちよくさせるね」
そう言って、彼はいおりのスカートを脱がせ始めた。いおりは、一瞬抵抗した。でも、すぐに抵抗をやめてしまう。スカートもあっさりと脱がされ、いおりは恥ずかしそうにうつむいている。でも、彼がショーツに指をかけて脱がせ始めると、腰を軽く浮かせ始めた。脱がせやすく協力をするいおり……。
私は、危機的な状況なのに興奮してしまっている。こんなにもドキドキしながら、いおりが他人に脱がされるのを見つめている……。自分でも、おかしくなってしまったのかな? と思う。

うつむいたまま、ショーツを脱がされていくいおり……。こんなことは、報告を受けていない。いおりの小さな嘘……。嘘ではなく、言わなかっただけ? それでも私は、裏切られた気持ちになってしまっている。

そして、完全に脱がされてしまったいおり。謙也の前で全裸になってしまった。
「すごく綺麗だね」
そんな言葉をかける彼。いおりは、恥ずかしそうにモジモジしているだけで身動きしない。彼は、そっといおりの両脚を拡げていく。そんなことをされても無抵抗のいおり……。
謙也は、いおりのアソコのあたりを見つめている。他人にいおりの大切な部分を見られてしまっている……。そう思うだけで、居ても立っても居られない気持ちになる。

謙也は、そのまま顔を近づけていく。そして、いおりのアソコを舐め始めてしまった。
『うぅっ、んぅ、恥ずかしいよ……』
いおりは、甘い声を漏らしながらも恥ずかしそうだ。でも、脚を閉じるような動きもしないし、謙也を押しのけるようなこともしない。そのまま謙也はいおりのアソコを舐め続ける。いおりは、吐息のような声からあえぎ声に変わっていく。
『んっ、あっ、あんっ、気持ちいい。あぁ、ダメ、気持ちよくなっちゃう』
いおりは、戸惑いながらも声を更にとろけさせていく。謙也はひたすら舐め続け、指で乳首も触ったりする。いおりの声はほとんどセックスのときのような声になっていて、強い快感を感じているのがわかる。

私以外の相手とでも、あっさりと感じてしまう……。それは、愛がなければ感じないとかいう幻想を打ち砕く現実だ。でも、私は興奮が高まりすぎて股間をまさぐり始めてしまった。寝室でいおりが寝ているのに、こんなことをしてしまう……。
あまりに危険だと思う。でも、興奮が高まりすぎて止められない。

ソファで座るいおりの前でひざまずき、ひたすらアソコを舐め続ける謙也。私でもこんなにも長い時間、嫁のアソコを舐めたことはない。いおりは、あえぎ続ける。時折ビクンと震えるようになりながら、強い快感を感じているみたいな感じだ。
『気持ちいい。ダメ、もうダメ、あぁ、ンッ、あんっ、本当にダメ、あっ、あぁ〜っ』
いおりは、あえぎっぱなしだ。そして、謙也の頭をグシャグシャっと掴むような動きも見せる。謙也は、ひたすら舐め続けている。そして、いおりはひときわ大きな声を上げると、
『イクっ!』
と、短く叫んだ。腰を完全に浮かせるような格好になり、ガクガクと腰のあたりを震わせるいおり……。完全にイカされてしまったように見える。

私は、ある程度の覚悟はしていたとはいえ、強いショックを受けてしまう。いおりは、浮かしていた腰を戻し、背もたれにもたれかかる。
「イッちゃったね。気持ちよかった?」
謙也が、口の周りをいおりの蜜で光らせながら言う。
『……うん。謙也さん、上手だね』
いおりは、軽く放心状態のような感じで言う。
「まぁね。クンニ好きだから。でも、指とか入れたらもっと気持ちよくできるよ」
謙也は、落ち着いた声で言う。この状況で、興奮していないのかな? と思ってしまう。
『そうなんだ……。してみて』

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嫁とデートしたがる友人に、1回だけの約束でデートさせた結果3(オリジナル 転載不可)

前回の話

いおりは、表面上何も変わらずに毎日過ごしている。私に対しての態度も以前のままだ。でも、謙也からの報告のlineは毎日のようにある。

“釣り堀って、行ったことある?”
”ないよ! 魚釣りもしたことない”
”じゃあ、次の土曜に行こうか。春日井に室内の釣り堀あるんだよ”
”え? 室内なの? 楽しそう!”
そんなメッセージのやりとりのスクリーンショットだ。かと思うと、本当にたわいのないメッセージのやりとりなんかもしている。少し下ネタっぽい感じになったりもするみたいだ。


”そう言えば、パンツは見たけどブラはどんなやつ穿いてくるの?”
”え? 見たい?”
”うん”
”こんな感じだよ。おっぱい小さいから、盛ってくれるヤツ”
そんなメッセージとともに、ブラ姿の写真まで添付している。小さめの胸が、そのブラだとかなり大きく見える。谷間がとてもセクシーだ。そんな写真まで送っているなんて、さすがに危機感を感じてしまう。普通に見れば、セックスする気満々の女性みたいだ……。

いおりは、謙也とlineのやりとりをしていることや土曜日にデートの約束をしている事を言ってこない。今のところ、私にはナイショで全部やっている。私は、かなり心配な気持ちになりながらも、謙也が報告してくれるので安心もしていた。

そして、金曜日の夜、
『パパ、明日謙也さんと釣り堀に行ってくるね。本当に、この前言ってたみたいな感じにしていいの?』
と、息子が寝た後に言ってきた。私は、やっと話してくれたなと思いながらも、この前言ってた感じって? と聞いた。
『私がしたいようにしていいって。パパをもっとヤキモチ焼かせるって』
そんな風に言う彼女。私は、いおりがセックスしてきます宣言をしているように感じ、心臓がバクバクと脈打ち始めた。でも、プライドがそうさせるのか、私は平静さを保った振りをしながら好きにしていいよと答えた。
『本気でそう思ってたんだ。フフ。パパって、変わってるね』
いおりは、笑顔で言う。別に、嫌悪感を持っている感じもないし、私のことを軽蔑している感じもない。普通に楽しそうに見える。

そしてその夜は猛烈に嫉妬心が湧き上がり、いおりを抱きたくて仕方ない気持ちになった。でも、言い出すことも出来ないまま我慢して眠りについた……。

次の日、いおりは可愛らしい格好で出かけていった。いつもよりも短めのスカートに、胸元が見えるブラウス。こんな感じの格好をするのは、久しぶりだと思う。そして、その服の下にはあの下着を身につけていると思うと、危機感はさらに高まってしまう。もしかして、今日最後まで行ってしまうのではないか? そんな不安で顔がこわばる気がする。

『じゃあ、行ってくるね。たーくん、パパと公園で遊んでもらってね』
そんな風に行って、いおりは出て行った。息子と二人きりになると、私は強すぎる不安を感じてしまう。大丈夫かな? 最後まで行ってしまうのかな? そんな事ばかりを考えてしまう。でも、ふと自分は何を望んでいるのだろう? と、思ってしまった。
二人が楽しくデートをするのを期待してるのは間違いない。嫉妬や焦燥感を感じたい……そんな気持ちだと思う。そして、それが興奮に変わる。はっきりと自覚している。寝取られ性癖と言われればその通りなのかもしれない。でも、最後まで行って欲しいと思っているのかは、自分でもよくわからない。

二人が濃厚なキスをしている動画……。確かに興奮した。嫉妬も焦燥感もとんでもなく大きかった。でも、あれで満足しておくべきなのではないか? そんな風に思う。

すると、息子が無邪気に公園に遊びに行こうと言ってくる。私は、すぐに準備をして公園に出かけた。また2歳の息子なので、それほど走り回ったりも出来ないし、鉄棒をしたりという感じでもない。それでも滑り台やブランコで汗を流した。無邪気に笑っている息子を見て、胸がズキズキ痛む。大好きなママにとんでもないことをさせてしまっている……。そんな罪悪感を感じながら、一生懸命に遊んだ。

すると、謙也からlineが届いた。それとなく確認すると、無邪気に魚を釣っているいおりが映っていた。途中経過の報告だ。いおりは、釣り上げた魚と一緒に笑顔で映っている。こんなに楽しそうな笑顔は、最近見た記憶がない。私は、強い嫉妬を感じながらも勃起してしまった……。

そして、そのまま公園で遊び続ける。今頃楽しく遊んでいるんだろうなと思いながらも、息子との楽しい時間に集中しようと頑張る。

ふと周りを見ると、家族連れも多い。ただ、やっぱり父親と母親が一緒にいる家族ばかりだ。こんな風に、父親だけで遊んでいる家族は見かけない。息子に寂しい思いをさせているのではないか? そんな心配をしてしまう。

でも、息子は無邪気に楽しそうに笑いながらブランコに乗ったりしている。そして、たっぷり遊んだ後ファミレスに行った。二人で昼食を食べながら色々想像していると、またlineが届いた。
二人は、移動して街中に行ったみたいだ。たまに行くレストランで食事をしている写真が写っている。確か、観覧車のあるビルのレストランだ。

食事をしている時のいおりも、本当に楽しそうだ。そして、胸元とミニスカートから覗く足に目を奪われてしまう。きっと、謙也もたくさんそれを見ているんだろうなと思う。自分の妻を性的な目で見られる……。あまり気分の良いものではないはずだ。でも、私は間違いなく興奮してしまっている。

少しすると、今度は観覧車の中の画像が送られてきた。楽しそうないおり。次に送られてきた写真は、二人がキスをしているものだった……。

これは、どうやって撮ったのだろう? いおりも撮影を承諾していると言う事だろうか? キスしている写真を撮らせるなんて、いおりは何を考えているのだろう? そんな疑念を感じてしまう。
でも、キスは軽い感じのものだ。笑って撮っているので、あまり性的な感じはしない。でも、唇と唇が触れている写真と言う事にはかわらない……。

そして、しばらくlineが来なくなった。私は、猛烈な危機感を感じてしまう。今頃、あの近くのラブホテルに入っているのではないか? セックスをしているのではないか? そんな危機感で胸が苦しくなる。

長い沈黙の後、スマホが鳴った。慌てて確認すると、ラブホテルの外観写真が添付されている。これから入る感じなのかもう中にいるのか、写真がどのタイミングで撮られたものなのかわからない。

でも、私は半ば覚悟し始めていた。今頃二人はもうセックスをしていると……。そして、私も息子ももう一度公園に行った。タンポポの綿毛を飛ばしたりバッタを捕まえようとする息子を見て、本当に可愛いなと思う。でも、どうしても息子との楽しい時間に集中出来ずにいた……。

そして、またlineが来た。今度は、どう見てもラブホテルの室内という感じの写真だ。でも、いおりは写っていない。その代わり、ソファの上にはいおりのカバンがある。一緒にラブホテルの部屋に入ってしまったのは間違いないみたいだ……。

その写真を見て、私は信じられないくらいの興奮を感じてしまった。そして、射精しそうな感じすらわいていた。息子が疲れた素振りを見せたこともあり、とりあえず帰宅した。息子はすぐに寝てしまい、私は一人でスマホの前に座っていた。でも、結局それっきりlineは来なかった……。

そして、思ったよりも全然早くいおりが帰ってきた。まだ夕方と言っても良い時間帯だ。
『ただいま~。あれ? たーくんは?』
いおりは、笑顔で帰ってきた。見た感じでは、何も変わったところはない。謙也とラブホテルに行ってしまった気配も感じない。私は、公園で遊び疲れて寝てると告げた。
すると、いおりは私に抱きついてキスをしてきた。かなり強烈なキスだ。痛みを感じるくらい強く抱きつきながら、舌を夢中で使ってくる感じだ。
『パパ、ゴメンね、色々してきちゃった……』
いおりは、反省している顔になっている。私は、猛烈にイヤな予感がしてドキドキしている。何があったんだろう? 話を聞こうとすると、
『ねぇ、寝室に行こ……』
そう言って、私の手を掴んで引っ張っていく。私は、少し息子が気になりながらも、さっきの熟睡ぶりを見て大丈夫だろうと判断した。そして、寝室に行くと、いおりがもう一度キスをしながら私をベッドに押し倒した。

『パパ、愛してる』
そう言って、服を脱いでいく彼女……。興奮しているようにも見える。セクシーなランジェリーがあらわになると、私も強烈に興奮が高まっていく。何があったんだろう? どこまでしたのだろう? なぜいおりはこんなに興奮状態なのだろう?

頭の中を色々な言葉がグルグル回るが、結局何も言えない。すると、いおりは私の部屋着も脱がせてきた。あっという間に全裸にされた私。
『フフ。やっぱり大きくなってる。なに想像してるの? 最後までしたのか気になってるの?』
そんな風に言う彼女。私は、ドキドキしていた。そして、気になってると言った。

『キスしたよ。この前よりも、いっぱいした……』
ブラとショーツだけのセクシーな姿で告白を始めたいおりに、私は興奮しすぎて言葉も出てこない。
『舌も絡めてキスしたよ……。パパとする時みたいに……』
いおりは、私の目を真っ直ぐに見つめながら言う。彼女の中にこんな部分があったことに驚きながらも、私は何も出来ない。

『パパの、こんなになってる……。ヤキモチ焼いてるの?』
いおりは、私のペニスを握りながら言う。握られただけで、イキそうな感じになってしまった……。私は、正直に嫉妬していると告げる。
『私が他の人とキスしたって言ってるのに、こんなになっちゃうんだね……。謙也さん、キス上手だったよ。ときめいちゃった……。ゴメンね』
いおりは、私のペニスを握ったままそんな事を言う。私は、そんな事を聞かされているのに興奮がさらに増していく。
『パパの、出ちゃいそうだね。こんなになるまで興奮するなんて、変なの』
いおりは、そんな風に言いながらペニスをしごき始めた。

『パパって、オナホは使ったことあるの?』
急に、意外な角度からパンチが飛んできた。いおりの意図がわからない質問だ。でも、私は使ったことはないと告げる。実際に、使用したことはない。早漏の私が使ったら、一瞬でイッてしまうだろうなと思って使おうと思ったこともなかった。

『そうなんだね。本物よりも気持ちいいって聞くけど、どうなのかな?』
そんな風に言う彼女。私は、そんな事よりも謙也との事を聞かせて欲しいと言った。
『聞きたいの? 本当に?』
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嫁とデートしたがる友人に、1回だけの約束でデートさせた結果2(オリジナル 転載不可)

前回の話

私は、ガッカリしたことなどおくびにも出さずに話を続けた。私が許可したことはわかっているのだろうか? そのあたりを探るようにしながら話を続ける。
『どうしたら良い? デートした方が良い?』
いおりは、少し戸惑ったような顔で聞いてくる。この流れだと、私が許可したことは伝わっていないなと思いながら話を続ける。私は、いおりがしたいならいいよと言った。


『パパはどう思ってるの? イヤだなって思ってる? それとも……興奮してる?』
いおりも、探るような感じで会話を続ける。私は、どう答えて良いのかわからずに言葉が出てこない。すると、いおりは指で私の股間をつついた。
『フフ。返事してる。パパの代わりに、こっちが返事してるね。じゃあ、デートしてくるね』
いおりは、イタズラっぽい笑顔でそんな事を言う。そして、もう一度私の股間を指でつつくと、夕食の準備を始めた。私は、すっかりと勃起している股間を見て、我ながらどうしてしまったのだろう? と、心配になってきた。自分の嫁が他の男とデートしようとしているのに、とめることもなく興奮する……。寝取られ性癖なんて、今まで自覚したこともない。むしろ、寝取られもののAVなんかは見るのを避けていたくらいだ。

『パパ、土曜日はたーくんと動物園でも行ってみたら? きっと、喜ぶわよ』
食事をしながらそんな事を言ってくる。土曜日にいおりは謙也とデートをして、私は息子と動物園……。異常な話だと思う。でも、私はすっかりと勃起してしまっていた……。

『たーくん、ぞうさんやキリンさん見られるって』
そんな事を息子に言ういおり。息子は、無邪気に喜んでいる。パパ大好きと言われて、胸がチクリと痛くなる。でも、今さらとめることも出来ない。とめることも出来ない? 私は、自分がそう思っていることにビックリしていた……。

そして、その夜はいおりと普通にセックスをした。昨日は手であっけなくイカされてしまったが、今日はより嫉妬心が増していたのか、服を脱がせるのももどかしくコンドームをつけるとすぐに挿入した。
『フフ、パパのすごく固いよ。こんなにヤキモチ焼いてくれるなんて、嬉しいな。でも、パパにこんな性癖があったなんてビックリ』
いおりは、幸せそうな顔で言う。私は、すぐに彼女にキスをすると、そのまま腰を激しく動かし始めた。交際中や結婚後しばらくは、本当に頻繁にセックスをしていた。見慣れた身体、抱き慣れた身体のはずだ。それなのに、今日はすごく新鮮な感覚で、興奮も驚くほど高まっている。

『パパ、気持ちいい。すごく固いよ。好き、愛してる。パパ、もっとっ』
いおりは、気持ちよさそうな顔で言う。こんな表情の彼女は、しばらくぶりだ。ごくたまにする最近のセックスは、淡々と言葉も少なく作業のような感じになっていた。私は、愛してると言いながら腰を動かし続ける。でも、興奮しすぎているせいか、もうイキそうになってしまっている。挿入して一分経ったかどうか……。私は、情けない気持ちになりながらも、自分がこんなにも興奮していることに改めて驚いてしまう。

『パパ、想像してる? 私が謙也さんに抱かれてる姿……』
あえぎ声混じりにいおりが聞いてくる。私はドキッとしながらも、正直にうなずいた。さっきから、いおりが謙也に抱かれて何度もキスをしている姿を想像してしまっている……。

『私もだよ……。想像してるの。謙也さんに、頬じゃなくて口にキスされてるところとか……』
いおりは、うわずった声で言う。こんなに興奮した感じのいおりを見たことは、学生時代も含めて一度もないかもしれない。私は、とかって? と質問する。
『……ダメ、言えない……。ごめんなさい……』
いおりは、泣きそうな顔で言う。私は、逆に気になってしまい質問を繰り返す。
『うぅ、想像してるの。こんな風に、謙也さんに抱かれてるところ……』
いおりは、罪悪感にまみれたような声で言う。私は、その言葉を聞いた瞬間、やはり前回同様いきなり射精をしてしまった。予備動作というか、助走する感じもなくいきなり爆発したように射精を始める私……。あまりの快感にうめいてしまう。
『あぁっ、パパ、ドクドクしてるよ』
いおりも、私の射精に少し驚いた顔だ。でも、すぐに幸せそうな顔になり、私にキスをしてきた。珍しくいおりの方から舌を差し込んできて、積極的に舌を絡めてくる。私は、いおりが興奮していることに複雑な気持ちになってしまう。今は、何を考えているのだろう? こんな風に謙也とキスをする自分を想像しているのだろうか? 私は、濃厚にキスをする二人を想像して、不安と興奮を感じていた……。

次の日、謙也がまた昼食に誘ってきた。
「オマエと話してることは言った方が良いの? それとも、打ち合わせも何もしてないって感じが良いの?」
謙也は、そんな事を聞いてくる。私は、そもそもいおりがちゃんと報告をしてきているので、どちらでも良いかなと思っていた。そして、任せるよと告げると、
「OK。あと、本当に抱いても良いの? 後悔しないか」
と、聞いてくる。もう、すっかりといおりを抱ける気満々になっている彼を見て、少しムキになってしまう。確かに、謙也はモテるし女性を落とすことにかけては凄腕だと思う。でも、こんなに簡単にいおりが身体を許すと思っていることは、夫としては悔しい。

出来るものならやってみろという感じの言葉を、オブラートに包んで言うと、
「ありがと。じゃあ、頑張るよ。いおりちゃん、オマエのことラブラブだからけっこう大変かも。でも、オマエが寝取られ性癖だってわかれば、意外に乗ってきてくれるかもな」
と、こちらの事情を見透かしたようなことを言い始めた。私はドキッとしながらも、そうだなとだけ言った……。

そして、デートの日が来た。動物園に出かける支度をする私と息子。いおりは念入りにメイクをしたりしている。ママがいないことに抵抗があるかと思ったが、息子は意外に気にしていない。楽しそうにニコニコ笑っている。

そして、私たちが先に家を出た。手をつないで歩いていると、本当に時の流れの速さを感じる。歩けるようになるまで、何回も練習をした。ハイハイしているときの姿や、つかまり立ちを始めたときの姿……。思い出すだけでも感動してしまう。

動物園では、無邪気に喜ぶ息子をみて本当に楽しい時間が過ごせた。見たことのない動物を見ては、あれなぁに? と可愛く聞いてくる息子。そんな一つ一つのやりとりが本当に楽しい。きっと、息子はこの時のことを忘れてしまうのだろうけど、私は一生覚えているんだろうなと思った。

そんな中でも、カップルを見かけるとつい想像してしまう私もいた。今頃、二人は何をしているのだろう? もしかして、もう抱かれてしまった? 不安と嫉妬と興奮が入り交じり、心臓が早鐘のように打つ。

そんな事を繰り返しながら、夕方家に帰った。息子は、ゾウのぬいぐるみを大切そうに持っている。そして、一人で遊び始めた。私は、悶々としながらいおりの帰りを待った。

思ったよりも早くいおりは帰ってきた。私と目が合った瞬間、少し申し訳なさそうな顔になった気がした。ドキッとしている私にいおりが話を続ける。
『ただいま。ゴメンね、ご飯作るね。たーくん、ゾウさんどうだった? あっ、可愛いぬいぐるみ! 買ってもらったの!』
「うん! パパにかってもらったの!」
元気いっぱいに話す息子。いおりは、良かったね~と言いながら息子を抱きしめる。なんとなく、罪悪感を感じているような雰囲気がする。私は、悪い予感にドキドキしっぱなしだ。でも、息子の手前、聞くに聞けない。

そして食事始まり、息子が疲れのせいか早々に寝落ちすると、
『楽しかったんだね。ありがとう』
と、いおりが息子を見つめながら言う。私は、動物園での出来事を話し始める。そして、いおりはどうだったの? と質問した。
『楽しかったよ。今日は、高山の方までドライブしてた。あっちの方は、もう寒かったよ』
そんな報告を始めるいおり。私は、古い町並みを手をつないで歩く二人を想像して、ドキドキしていた。そして、もっと話を聞こうとするが、
『フフ。後で聞かせるね。ベッドの上で』
と、今まで見せたこともないような妖艶な笑みを浮かべながらいおりが言った。私は、ドキッとしてしまう。何があったんだろう? もしかして……イヤな予感で胸が苦しくなる。でも、ドキドキと不安な気持ちになりながらも、私は勃起してしまっている。
いおりは、私の股間を指でつつくと、
『フフ。もう興奮してるね』
と、嬉しそうに言いながら片付けを始めた。

ベッドに入ると、いおりは今日の出来事を色々話してきた。ドライブ中の会話は、謙也の昔の女性関係の話題が多かったそうだ。
『謙也さん、今まで3人くらいとしか付き合ったことないんだって。もっと多いのかと思ってた』
意外なことを口にするいおり。私の中では、彼はとにかくモテるという印象しかない。でも、考えてみたら、彼女だと紹介されたのは一人だった。遊んではいたけど、交際までする事は少なかったのかな? と、思った。

『なんか、飛騨牛のお店に行ったよ。外国のお客さんが多かったけど、店員さん英語ペラペラでビックリしちゃった』
そんな風に、デートの報告を続ける彼女。食品サンプルを作るお店でキーホルダー作りなどもしたみたいだ。
本当に、デートを楽しんできた……そんな雰囲気の彼女に、ますます嫉妬心が強くなっていく。

いおりは、いきなり股間を掴んできた。
『もうこんなになってる。まだ、普通のデートの話してるだけだよ?』
いおりは、イタズラっぽい笑みを浮かべながら言う。私は、思わずゴメンと謝った。
『フフ。謝らなくても良いよ。もっと聞かせるね』

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嫁とデートしたがる友人に、1回だけの約束でデートさせた結果(オリジナル 転載不可)

「そう言えば、また謙也に言われたよ。いおりとデートさせてくれって」
私は、食事中に妻のいおりにそんな話をした。
『え? 謙也さん、また言ったの? ホント、物好きね』
いおりは、優しく微笑みながら言う。ベビーベッドの中の息子が寝たので、そんな会話を始めた。大学の時からの付き合いの謙也はなぜかいおりのことをすごく気に入っていて、私に会うたびにデートさせろと言ってくる。
冗談だとは思うけど、あまりに毎回のように言ってくるので、本気なのかな? と思ったりもする。そもそも謙也はルックスも性格も良く、女に困ったことはないと思う。わざわざ友人の嫁にちょっかいを出す必要もないはずだ。


いおりは、今年32歳になった。2歳の息子がいるとは思えないくらいに可愛らしい感じの女性だ。身長は160cmで、体重はわからないが痩せ型だ。夫の私から見たらとても可愛らしくて性格も良い女性だが、飛び抜けてイイ女かというとそこまでではないかもしれない。

「でも、こんなにいつも言ってくるから、一回くらいはデートしてあげる?」
私は、当然冗談のつもりで言った。それなのに、いおりは黙ってしまった。真剣に考えているような顔だ。
『別に、謙也さんのことはキライじゃないけど……。なんか気恥ずかしいよ』
いおりは、少し考えた後にそんな風に答えた。私は、一気に緊張がほどけてホッとした。まさか、デートすると答えるつもりだろうか? そんな事を考えてドキドキしていた。私は、冗談で言ったんだよと伝えた。
『なんだ、そうなの? 真剣に考えちゃったじゃない』
いおりは、恥ずかしそうに言う。私は、なんとなく話を続ける。
「デートしたかった?」
そんな風に聞くと、いおりは少し慌てた感じで、
『そんな事ないわよ。あるわけないでしょ』
と答えた。私は、なんとなくドキドキしながらいおりと会話を続ける。
「でも、興味はあるんじゃないの?」
しつこく食い下がる私に、
『まぁ興味くらいはあるけど。でも、パパもイヤでしょ? そんなことしたら』
と、私に話をすり替えてくる。私は、別にイヤではないと言った。実際にはイヤだと思うが、話の成り行き上そういう風に言ってみただけだ。
『そうなの? どうして? 浮気しちゃうかもよ』
いおりは、少し驚いたような顔で話を続ける。私は、揚げ足を取るように、
「浮気してみたいの?」
と聞く。
『そ、そんな事あるわけないでしょ!』
少しムキになったように答えるいおり。考えてみれば、いおりが浮気をすることなんて考えたこともなかった。そういうタイプではないし、私自身もいおりに愛されている自覚もあった。

「想像くらいはしたことないの?」
私は、しつこく食い下がる。自分でも、どうしてこんなにムキになっているのかよくわからない。
『それは……少しは……。でも、想像だけだよ』
いおりは、かなり動揺している。私も動揺してしまった。そんな事を想像したことがあるなんて、考えてもみなかった。

いおりは、恥ずかしそうにキッチンの方に移動する。そして、コーヒーを入れてプリンを持ってきてくれた。話はすっかりと変わり、息子のことや週末の予定の話になった。私は、なんとなくはぐらかされたなと思いながら、プリンを食べていた。

付き合いの長い夫婦でも、意外と知らないことはあるんだなと思った。いおりが謙也とのデートを想像したことがあるなんて、少しも知らなかった。それは、どの程度の想像だったのだろう? ただデートしただけ? それとも、最後までしてしまった? 
いおりの想像の中の話なのに、なぜか私は嫉妬してしまっている。そんな事ばかりを想像する私は、なぜか興奮するようになっていった。

そんなある日、また謙也と昼食を一緒に食べた。職場が近いせいで、どちらからともなく誘う感じだ。大学の時の他の仲間とは年に1~2回会えば良い方なので、謙也とは本当に頻繁に会っている感じだ。どちらかと言えば正反対な性格の二人なので、意外に馬が合うのかもしれない。

「考えてくれた? いおりちゃんとのデート」
こんにちはの挨拶のように毎回そんな事を言ってくる彼。でも、今日は私の方がいつもと違うリアクションをしてみた。良いよと返事をすると、
「え? 良いの? マジで?」
と、キョトンとした顔で聞いてくる彼。本当に驚いているような感じだ。私は、いおりも喜んでいると伝えた。
「本当に? え? デートしたいって言ってくれてるって事?」
謙也は、驚きながらも嬉しそうな雰囲気だ。私は、話を続ける。前から興味があったと言う事も少し大げさに言ってみた。
「へぇ、嬉しいな。そう言うの、興味ないのかと思ってたよ」
謙也は本当に嬉しそうだ。そして、どこでデートしようかとか、いつが良いだろうかなどと話を続ける。そんな中で、
「オマエは、どう思ってるの? やっぱり、嫌な気持ち?」
謙也が、少し冷静になったような感じで質問をしてくる。私は、正直に気持ちを話した。嫌な気持ちも感じるが、嫉妬と興奮も感じると。

「そっか、寝取られ性癖があるんだ」
謙也は、妙に納得した顔で言う。私がポカンとしていると、
「今、多いんだってな。嫁さん他の男に抱かせてオナニーしちゃう旦那」
と言い始めた。私は、デートと言ってもそういうデートじゃないとすぐに否定をした。
「あ、そうなの? いい歳した大人がデートって言ったら、当然そう言うことなのかと思ったよ。逆に、どんなデートを考えてるの?」
謙也にそんな事を言われて、私は戸惑ってしまった。正直に言って、ホテルでセックスをする二人を想像していた。でも、さすがにそれは言えず、一緒に食事をしたりドライブしたり遊園地に行ったりと、ごく一般的なイメージのデートを言ってみた。

「学生みたいなヤツね」
謙也は、笑顔で言う。
「でも、オマエはそう言うので良いの? 寝取られ性癖なんだろ?」
そんな風に言う謙也。私は、違うと否定した。
「でも、興奮するんだろ? じゃあ、普通のデートしてみるよ。その後で、またオマエの気持ちを聞くことにするよ」
謙也は、妙に自信たっぷりの顔で言った。そして、週末にいおりとドライブデートをするという約束をして彼とは別れた。

一人になった私は、猛烈にドキドキしていた。まさか、本当にこんな事になるなんて……。いざ約束はしたものの、本当に良かったのかと考え始めてしまった。でも、そんな風に考えながらも、いおりが謙也とセックスをしている光景を想像してしまっている。見たくもないような光景のはずなのに、想像するだけで驚くほどドキドキしてしまう。

自宅に戻ると、いつものようにいおりと息子が出迎えてくれる。息子は、最近本当に言葉が上達していている。パパおかえりと言われるだけで、顔がほころんでしまう。

そして、食事をしているといつものように息子が寝始めた。そのタイミングで、私は謙也と約束をしたことを告げた。
『え? 約束?』
いおりは、キョトンとした顔で私を見つめる。私は、デートのことだよと告げた。
『本気だったの? いつ?』
驚いた顔で聞いてくるいおりに、私は週末だと告げる。
『急だね。でも、パパはどう思ってるの?』
いおりが真剣な顔で聞いてくる。私は、いおりが他の男性とデートすることに興味があると話した。
『どうして? 私なら、そんなのイヤだな』
いおりは、理解出来ないという感じになっている。私は、いおりのことが好きだから、いおりのすべてを知りたいと説明した。
『でも、そんなの知らなくても良いことじゃないの?』
いおりは、やっぱり理解出来ないという顔のままだ。苦し紛れに私は、寝取られ性癖かもしれないと告げた。
『ねとられせいへき? なにそれ?』
いおりは、その言葉にピンときていないみたいだ。男性の私は、AVや漫画で寝取られジャンルがあるのはよく知っている。でも、好き好んで見ようと思ったことはなかった。自分が寝取られ性癖だなんて、思ってもいなかったからだ。私は、自分の知っている限りの説明をした。

『そういうの、寝取られ性癖って言うんだね。そういう人がいるのは知ってたよ。ヤキモチ焼きって事でしょ?』
いおりは、意外にすんなりそんな風に言う。そして、
『パパも、そうなの? 私が他の人と……そういうの見たいの?』
と、感情がわかりづらい顔で言う。私も、そこまでは思っていないと告げた。
『そうなんだ……。どうする? 本当にデートした方が良いの?』
いおりは、困惑している。それがはっきりわかる顔になっている。私は、いおりがイヤじゃなかったらと言った。
『うん……イヤではないよ。謙也さん、面白いし。でも、それでパパが私のこと嫌いになったらイヤだな……』
いおりは、色々と考えた感じで言う。私は、イヤになるはずがないと告げた。ただ、どんなデートだったのかは聞かせて欲しいと言った。

『わかった。じゃあ、デートしてくるね。本当に、私のこと嫌いになったらダメだからね』
いおりは、念を押すように言う。私は、もちろんだと言った。

そして、週末までの数日間、私はドキドキしっぱなしだった。いおりも、最初は緊張しているような感じはあったが、週末が近づくにつれてなんとなく機嫌が良いように見えてきた。私は、そんないおりの様子を見てすでに嫉妬心が膨らんでしまっていた。

『じゃあ、行ってくるね。たーくんのご飯とか、よろしくね。夕ご飯までには帰れると思うから』
そう言って、いおりは家を出て行った。外には迎えに来た謙也がいる。でも、私はなんとなく顔を合わせづらくて家を出なかった。

いつもよりもメイクの時間も長かった気がするし、服も可愛らしいのを着ていった。いおりが他の男とデートをするためにオシャレをするのは、私に強い嫉妬心を抱かせる。

息子と二人きり。あまりないパターンだ。私は、いおりのことがすごく気になりながらも息子と遊び続けた。無邪気に笑う息子。たどたどしく話しかけてくる息子。私は、自分が何をやっているのだろうと自己嫌悪のような気持ちになる。息子が大好きなママを、他の男とのデートに行かせている……。そんな事は、とても言えない。

そして、夕方になると言葉通りにいおりは帰ってきた。
『ただいま。ゴメンね、大変だった?』
笑顔で言う彼女。私は、そんな事はなかったよと告げながら、そっちはどうだった? と聞く。楽しそうに帰ってきたいおりを見ただけで、嫉妬で胸が痛いくらいだ。
『うん。楽しかったよ。恵那峡ランドに行って来た。お客さん、全然いなくてビックリしちゃった。つぶれちゃうかもね』

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