前回の話
優花は、積極的にキスをしている。自分の方から舌を差し込み、宮田さんの口内をかき混ぜるようにしている。僕が見ているのを知っているのに、優花はものすごく積極的だ。
そして、二人はキスをしながら中途半端になっていた衣服を脱ぎ始めた。あっという間に全裸になった二人。
「コンドーム、つけますね」
宮田さんは、そんなことを言い始めた。
『フフ。ちゃんと準備してたんですね。こうなるって思ってましたか?』
優花は、イタズラっぽく言う。宮田さんは、照れくさそうに、
「もしかしたらって……。持ってきて良かったです。ちょっと待って下さいね」
と言った。そして、脱いだズボンからコンドームを取り出す。すると優花が、
『私がしても良いですか? 一回、やってみたかったんです』
と、言いながら宮田さんからコンドームを取り上げる。そしてパッケージを破ると、中身を取り出した。僕は、どんどん進んでいく状況にドキドキしながらオナニーを続ける。
優花は、コンドームを口にくわえた。そして、そのまま宮田さんのペニスにかぶせていく。口でコンドームをつけるなんて、風俗嬢くらいしかしないはずだ。優花は、ぎこちなく口でコンドームを装着していく。
『意外に難しいんですね。でも、なんとか出来た』
嬉しそうに言う優花。宮田さんの大きなペニスには、しっかりとコンドームが装着されている。太いので、少し窮屈そうだ。
「ありがとうございます。どうしますか? 私が上になりましょうか?」
宮田さんは、照れくさそうに質問する。
『……後ろからでも良いですか?』
恥ずかしそうに言う優花。
「はい。もちろんです」
宮田さんがそう答えると、優花はソファに身体を預けながら四つん這いになった。優花の顔が僕の方を向き、ドキッとしてしまう。ふすまを隔てたすぐ向こうに、優花がいる。優花は、まるで僕のことを見ているような顔になっている。
「じゃあ、行きますね。もし痛かったりしたら言って下さい」
宮田さんは、生真面目な口調で言いながら優花の後ろに移動する。そして、ペニスを握って優花の膣口当たりに押しつけていく。
『来て下さい。宮田さんの大きいの、入れて下さい』
優花は、うわずった口調で言う。僕は、本当にしてしまうのだろうか? と、この期に及んで思っている。宮田さんは、そのまま腰を押し込み始めた。
『うぅ、太い……あぁ、拡がっちゃうぅ』
優花は、そんな声を漏らす。でも、それは僕に向かって話しかけているような感じがする。宮田さんは、そのまま腰を押し込んでいく。
『うぅあっ、ヒィ、うぅ、すごく大きい』
優花は、顔をとろけさせながら言う。すぐ向こうで、優花が他の男に挿入されている……。僕は、ますます固くなるペニスをしごき続けていた。
「平気ですか?」
宮田さんは、心配そうに質問する。
『平気です。動いて下さい』
優花は、声を微妙に震わせながら言う。
「はい。じゃあ、行きますね」
そう言って、宮田さんは腰を動かし始めた。ゆっくりと抜き差しし始める彼。優花は、驚いたような顔になる。そして、
『うぅっ、あっ、あっ、こ、こんなに、うぅっ、深いです、あっ、あっ、あんっ』
と、あっさりとあえぎ始めてしまう。僕の方を見たまま、気持ちよさそうな声を出す優花。ふすまの隙間から、僕を覗いているような感じだ。僕は、見られているような気持ちになりながらも、オナニーを続ける。
「気持ち良いですか?」
宮田さんは、まだ慎重な姿勢を崩さない。ピストンも、ゆっくりとしかしていない。
『き、気持ち良いです。こんなに奥まで入れられたことないです、うぅっ、あっ、アンッ、気持ち良い、本当に気持ちいいですっ』
優花は、見たこともないような顔になっている。僕は、自分の嫁のこんな淫らな顔を見ながら、イクのを必死で堪えながらオナニーをしている。我ながら、どうかしていると思う。でも、興奮は信じられないほど高まっている。
「もっと、気持ちよくなって下さいね。私も、すごく気持ち良いです。奥さん、とっても名器です」
宮田さんは、セックス中でも生真面目さを垣間見せる。徐々に腰の動きも早くなってきて、優花のあえぎ声も大きくなっていく。
『アンッ、アンッ、気持ち良いっ、もっと、強く奥まで、うぅっ、気持ち良いですっ』
優花は、そんなことを言いながらあえぎ続ける。
「奥まで当たって痛くないですか?」
宮田さんが質問する。優花は、すぐに、
『痛くないです。気持ち良いです。奥に当たって、今まで感じたことのない気持ちよさですっ』
と、答えた。宮田さんは、長いペニスを抜き差しする。ストロークの長いピストンは、僕では絶対に真似出来ない動きだ。
『あぁっ、気持ち良いっ、宮田さんのすごく気持ち良いです。こんなの、経験したことないですっ』
優花は、声が裏返りそうになっている。宮田さんは、さらに腰の動きを早くしていく。すると、肉がぶつかる鈍い音が響き始める。
『うぅっ! うぅ~っ! ダメぇ、すごいの、すごすぎるっ、うぅあっ、あっ、アンッ、気持ち良いっ! こんなの知らないっ! こんなの経験したことないっ!』
優花は、本当に気持ちよさそうだ。ソファのきしむ音、肉がぶつかる鈍い音、そして、聞いたこともないようなとろけた声で鳴く優花……。僕は、堪えきれずに射精を始めてしまった。慌てて手の平で受け止めながら、今まで経験したことのないような気持ち良い射精を続ける僕。声が漏れないように必死で歯を食いしばっている。
『気持ち良いっ! イッちゃう、イキそう、宮田さんのでイッちゃうっ! うぅあぁっ!』
優花は、鳴きそうな顔で叫ぶ。この状況でも、ふすまの隙間にまっすぐに視線を向けている。僕は、見られているような気持ちになりながらも、歯を食いしばっていた。
射精が終わると、僕は多少冷静になった。優花が快感に顔をとろけさせながらあえいでいる姿を見つめながら、呼吸も落ち着いてきた。
「良いですよ。イッて下さい。いっぱいイッて下さい」
宮田さんは、そんなことを言いながら腰の動きを加速する。パンッ、パンッ、と、歯切れのいい音が響いている。
『あぁあっ! ダメぇっ! イクっ! イクっ! イッちゃうっ! 宮田さんのおちんちんでイッちゃうっ!! イクぅっ!!』
優花は、無我夢中という顔で叫ぶ。眉間には深いシワが寄っていて、快感がとても深いのがわかる。
僕は、今さら焦り始めていた。こんなセックスを経験してしまったら、僕とのセックスでは満足出来なくなるのではないか? 僕とのセックスを、しなくなってしまうのではないか? そんな心配で、胸が痛くなる。宮田さんは、激しく腰を振る。まるで、スパートをかけているような激しい動きだ。
『イクっ! イクっ! イクぅぅっっ!!』
優花は、ほとんど絶叫するような声で叫んだ。そのまま、ガクガクッと身体を震わせる彼女。宮田さんは、動きをとめた。ソファに突っ伏すように崩れ落ちる優花。背もたれで姿が見えなくなってしまった。
宮田さんは、優花から離れる。
「大丈夫ですか?」
ぐったりする優花に、心配そうに声をかける彼。
『大丈夫じゃないです。こんなの知っちゃったら、もうダメですよ。宮田さん、すごすぎです』
甘えたような声で言う優花。すっかりと、牝になってしまった感じがする。僕は、優花が他の男に媚びるような口調で話すのを聞きながら、興奮がまったく収まらないのに驚いていた。
射精したのに、ガチガチのままのペニス。そして、多少冷静になったにしろ、興奮状態は続いている……。僕は、興奮があまりに大きいことを実感した。
「もう、やめときますか?」
宮田さんは、そんな質問をする。
『え? だって、宮田さん出してないですよね?』
優花は、そんな風に言う。
「いえ、私は大丈夫です。もう、十分満足です」
宮田さんは、そんな風に言う。
『本当に? だって、男の人は出さないと落ち着かないんでしょ?』
優花は、妙にイヤラシい口調で言う。
「ええ、まあ……。でも、本当に満足ですよ。僕のことは気にしないで下さいね」
宮田さんはそんな風に言いながらペニスを引き抜いた。
『アフゥ、うぅ』
ペニスを抜かれただけで、なんとも言えない甘い声を漏らす優花……。なんとなく、物欲しそうな感じがする。すぐに優花は、
『もっと、したいです。今度は、私が上になっても良いですか?』
と、甘えた口調で聞く。
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