前回の話
いおりは、表面上何も変わらずに毎日過ごしている。私に対しての態度も以前のままだ。でも、謙也からの報告のlineは毎日のようにある。
“釣り堀って、行ったことある?”
”ないよ! 魚釣りもしたことない”
”じゃあ、次の土曜に行こうか。春日井に室内の釣り堀あるんだよ”
”え? 室内なの? 楽しそう!”
そんなメッセージのやりとりのスクリーンショットだ。かと思うと、本当にたわいのないメッセージのやりとりなんかもしている。少し下ネタっぽい感じになったりもするみたいだ。
”そう言えば、パンツは見たけどブラはどんなやつ穿いてくるの?”
”え? 見たい?”
”うん”
”こんな感じだよ。おっぱい小さいから、盛ってくれるヤツ”
そんなメッセージとともに、ブラ姿の写真まで添付している。小さめの胸が、そのブラだとかなり大きく見える。谷間がとてもセクシーだ。そんな写真まで送っているなんて、さすがに危機感を感じてしまう。普通に見れば、セックスする気満々の女性みたいだ……。
いおりは、謙也とlineのやりとりをしていることや土曜日にデートの約束をしている事を言ってこない。今のところ、私にはナイショで全部やっている。私は、かなり心配な気持ちになりながらも、謙也が報告してくれるので安心もしていた。
そして、金曜日の夜、
『パパ、明日謙也さんと釣り堀に行ってくるね。本当に、この前言ってたみたいな感じにしていいの?』
と、息子が寝た後に言ってきた。私は、やっと話してくれたなと思いながらも、この前言ってた感じって? と聞いた。
『私がしたいようにしていいって。パパをもっとヤキモチ焼かせるって』
そんな風に言う彼女。私は、いおりがセックスしてきます宣言をしているように感じ、心臓がバクバクと脈打ち始めた。でも、プライドがそうさせるのか、私は平静さを保った振りをしながら好きにしていいよと答えた。
『本気でそう思ってたんだ。フフ。パパって、変わってるね』
いおりは、笑顔で言う。別に、嫌悪感を持っている感じもないし、私のことを軽蔑している感じもない。普通に楽しそうに見える。
そしてその夜は猛烈に嫉妬心が湧き上がり、いおりを抱きたくて仕方ない気持ちになった。でも、言い出すことも出来ないまま我慢して眠りについた……。
次の日、いおりは可愛らしい格好で出かけていった。いつもよりも短めのスカートに、胸元が見えるブラウス。こんな感じの格好をするのは、久しぶりだと思う。そして、その服の下にはあの下着を身につけていると思うと、危機感はさらに高まってしまう。もしかして、今日最後まで行ってしまうのではないか? そんな不安で顔がこわばる気がする。
『じゃあ、行ってくるね。たーくん、パパと公園で遊んでもらってね』
そんな風に行って、いおりは出て行った。息子と二人きりになると、私は強すぎる不安を感じてしまう。大丈夫かな? 最後まで行ってしまうのかな? そんな事ばかりを考えてしまう。でも、ふと自分は何を望んでいるのだろう? と、思ってしまった。
二人が楽しくデートをするのを期待してるのは間違いない。嫉妬や焦燥感を感じたい……そんな気持ちだと思う。そして、それが興奮に変わる。はっきりと自覚している。寝取られ性癖と言われればその通りなのかもしれない。でも、最後まで行って欲しいと思っているのかは、自分でもよくわからない。
二人が濃厚なキスをしている動画……。確かに興奮した。嫉妬も焦燥感もとんでもなく大きかった。でも、あれで満足しておくべきなのではないか? そんな風に思う。
すると、息子が無邪気に公園に遊びに行こうと言ってくる。私は、すぐに準備をして公園に出かけた。また2歳の息子なので、それほど走り回ったりも出来ないし、鉄棒をしたりという感じでもない。それでも滑り台やブランコで汗を流した。無邪気に笑っている息子を見て、胸がズキズキ痛む。大好きなママにとんでもないことをさせてしまっている……。そんな罪悪感を感じながら、一生懸命に遊んだ。
すると、謙也からlineが届いた。それとなく確認すると、無邪気に魚を釣っているいおりが映っていた。途中経過の報告だ。いおりは、釣り上げた魚と一緒に笑顔で映っている。こんなに楽しそうな笑顔は、最近見た記憶がない。私は、強い嫉妬を感じながらも勃起してしまった……。
そして、そのまま公園で遊び続ける。今頃楽しく遊んでいるんだろうなと思いながらも、息子との楽しい時間に集中しようと頑張る。
ふと周りを見ると、家族連れも多い。ただ、やっぱり父親と母親が一緒にいる家族ばかりだ。こんな風に、父親だけで遊んでいる家族は見かけない。息子に寂しい思いをさせているのではないか? そんな心配をしてしまう。
でも、息子は無邪気に楽しそうに笑いながらブランコに乗ったりしている。そして、たっぷり遊んだ後ファミレスに行った。二人で昼食を食べながら色々想像していると、またlineが届いた。
二人は、移動して街中に行ったみたいだ。たまに行くレストランで食事をしている写真が写っている。確か、観覧車のあるビルのレストランだ。
食事をしている時のいおりも、本当に楽しそうだ。そして、胸元とミニスカートから覗く足に目を奪われてしまう。きっと、謙也もたくさんそれを見ているんだろうなと思う。自分の妻を性的な目で見られる……。あまり気分の良いものではないはずだ。でも、私は間違いなく興奮してしまっている。
少しすると、今度は観覧車の中の画像が送られてきた。楽しそうないおり。次に送られてきた写真は、二人がキスをしているものだった……。
これは、どうやって撮ったのだろう? いおりも撮影を承諾していると言う事だろうか? キスしている写真を撮らせるなんて、いおりは何を考えているのだろう? そんな疑念を感じてしまう。
でも、キスは軽い感じのものだ。笑って撮っているので、あまり性的な感じはしない。でも、唇と唇が触れている写真と言う事にはかわらない……。
そして、しばらくlineが来なくなった。私は、猛烈な危機感を感じてしまう。今頃、あの近くのラブホテルに入っているのではないか? セックスをしているのではないか? そんな危機感で胸が苦しくなる。
長い沈黙の後、スマホが鳴った。慌てて確認すると、ラブホテルの外観写真が添付されている。これから入る感じなのかもう中にいるのか、写真がどのタイミングで撮られたものなのかわからない。
でも、私は半ば覚悟し始めていた。今頃二人はもうセックスをしていると……。そして、私も息子ももう一度公園に行った。タンポポの綿毛を飛ばしたりバッタを捕まえようとする息子を見て、本当に可愛いなと思う。でも、どうしても息子との楽しい時間に集中出来ずにいた……。
そして、またlineが来た。今度は、どう見てもラブホテルの室内という感じの写真だ。でも、いおりは写っていない。その代わり、ソファの上にはいおりのカバンがある。一緒にラブホテルの部屋に入ってしまったのは間違いないみたいだ……。
その写真を見て、私は信じられないくらいの興奮を感じてしまった。そして、射精しそうな感じすらわいていた。息子が疲れた素振りを見せたこともあり、とりあえず帰宅した。息子はすぐに寝てしまい、私は一人でスマホの前に座っていた。でも、結局それっきりlineは来なかった……。
そして、思ったよりも全然早くいおりが帰ってきた。まだ夕方と言っても良い時間帯だ。
『ただいま~。あれ? たーくんは?』
いおりは、笑顔で帰ってきた。見た感じでは、何も変わったところはない。謙也とラブホテルに行ってしまった気配も感じない。私は、公園で遊び疲れて寝てると告げた。
すると、いおりは私に抱きついてキスをしてきた。かなり強烈なキスだ。痛みを感じるくらい強く抱きつきながら、舌を夢中で使ってくる感じだ。
『パパ、ゴメンね、色々してきちゃった……』
いおりは、反省している顔になっている。私は、猛烈にイヤな予感がしてドキドキしている。何があったんだろう? 話を聞こうとすると、
『ねぇ、寝室に行こ……』
そう言って、私の手を掴んで引っ張っていく。私は、少し息子が気になりながらも、さっきの熟睡ぶりを見て大丈夫だろうと判断した。そして、寝室に行くと、いおりがもう一度キスをしながら私をベッドに押し倒した。
『パパ、愛してる』
そう言って、服を脱いでいく彼女……。興奮しているようにも見える。セクシーなランジェリーがあらわになると、私も強烈に興奮が高まっていく。何があったんだろう? どこまでしたのだろう? なぜいおりはこんなに興奮状態なのだろう?
頭の中を色々な言葉がグルグル回るが、結局何も言えない。すると、いおりは私の部屋着も脱がせてきた。あっという間に全裸にされた私。
『フフ。やっぱり大きくなってる。なに想像してるの? 最後までしたのか気になってるの?』
そんな風に言う彼女。私は、ドキドキしていた。そして、気になってると言った。
『キスしたよ。この前よりも、いっぱいした……』
ブラとショーツだけのセクシーな姿で告白を始めたいおりに、私は興奮しすぎて言葉も出てこない。
『舌も絡めてキスしたよ……。パパとする時みたいに……』
いおりは、私の目を真っ直ぐに見つめながら言う。彼女の中にこんな部分があったことに驚きながらも、私は何も出来ない。
『パパの、こんなになってる……。ヤキモチ焼いてるの?』
いおりは、私のペニスを握りながら言う。握られただけで、イキそうな感じになってしまった……。私は、正直に嫉妬していると告げる。
『私が他の人とキスしたって言ってるのに、こんなになっちゃうんだね……。謙也さん、キス上手だったよ。ときめいちゃった……。ゴメンね』
いおりは、私のペニスを握ったままそんな事を言う。私は、そんな事を聞かされているのに興奮がさらに増していく。
『パパの、出ちゃいそうだね。こんなになるまで興奮するなんて、変なの』
いおりは、そんな風に言いながらペニスをしごき始めた。
『パパって、オナホは使ったことあるの?』
急に、意外な角度からパンチが飛んできた。いおりの意図がわからない質問だ。でも、私は使ったことはないと告げる。実際に、使用したことはない。早漏の私が使ったら、一瞬でイッてしまうだろうなと思って使おうと思ったこともなかった。
『そうなんだね。本物よりも気持ちいいって聞くけど、どうなのかな?』
そんな風に言う彼女。私は、そんな事よりも謙也との事を聞かせて欲しいと言った。
『聞きたいの? 本当に?』
Purchase and enjoy MagabloSM!
This content is a MagabloSM (pay-to-view).
Purchase this content to continue to read!
What is MagabloSM?