前回の話
土曜日が近づくにつれ、僕は迷い始めていた。本当に、明日香を好きにさせて良いのだろうか? 止めるべきではないのか? そんなことばかりを考えてしまう。でも、同時に興奮もしている。
これまでのことは、全部僕が主導してやったことだった。官能小説の表紙をしてもらったことをきっかけに、ヌード写真集まで出した。オフ会で、複数プレイもした。
でも、それは全部僕がさせたことだった。いま、明日香は自分の意思で浮気をしている。僕に隠れて、大学生の男の子とセックスをしている。
それを考えると、不思議なほどに興奮してしまう。そして、早く見たいと気持ちばかりが沸き立つ。興奮してしまって明日香を抱こうとしても、週末まで我慢と言われてしまった……。
モヤモヤしながら、週末になった。明日香は、いつも以上に可愛らしいメイクをしている。涙袋というのだろうか? やたらと目を強調するようなメイクだ。
最近の若い女の子がよくしているようなメイクだ。28歳の明日香がしていても、そこまでの違和感はない。でも、伸吾くんのために年甲斐もないメイクまでする明日香に、強い嫉妬心が燃え上がる。
ただ、違和感のあるメイクだと思うが、やっぱり可愛い。元が良い明日香なので、そんな地雷系みたいなメイクでもとてもマッチしている。久しぶりに見たミニスカートも、とても似合っている。パッと見た感じだと、今どきの若い女の子だ。
可愛いねと褒めると、
「ありがとう。でも、これって伸吾の好みなんだよ」
と、小悪魔のような顔で言われてしまった。言われなくても想像はついていたが、やっぱりショックはショックだ。
そして、彼の家を目指した。まさか、彼の自宅で浮気をしているとは思っていなかった。二人の仲は、かなり親密なんだろうか?
あの告白の日以来、明日香は開き直ったように僕の目の前でもメッセージの交換をしている。僕がいるのに、スマホに夢中になっている姿はかなり堪えた。
官能小説……しかも、寝取られジャンルの物を書いていた報いを受けているのだろうか? まさか、自分が寝取られの主役になるとは思っていなかった……。
「ついたよ。意外に近いでしょ?」
明日香は、少しだけ不安そうな顔になっている。彼の家は、近いというレベルではなかった。すぐ隣のエリアだった。町名は違うが、隣接した住所だ。
駅を挟んでちょうど反対くらいの位置に、彼の家はあった。こんなに近いと、普段の生活の中で遭遇していてもおかしくない。
僕は、急に不安になった。これだけ近かったら、僕が会社に行っている間にこっそりと会ったりしていたのではないか? そんな疑いの気持ちを持ってしまった。
「ビックリしてるね。私もビックリしたよ。まさか、同じ駅周辺だなんてね」
明日香は、さっきから妙におしゃべりだ。不安を誤魔化そうとしているような感じがする。
そして、明日香はマンションの2階を目指す。階段を上り終えると、明日香は鍵を取り出しドアの鍵を開けた。
合鍵を持っている? そこにもショックを受けてしまった。やっぱり、この1週間の間もこっそり会っていたのではないか? 疑いの気持ちは大きくなる。
明日香は、ドアを開けて中に入っていく。とくにインターホンも鳴らさずに、当たり前のように入っていく。
「伸吾、来たよ~」
明日香は、声が少し高くなった。猫なで声ではないが、可愛らしい声を出している。
「早かったね。会いたかったよ」
伸吾くんは、笑顔で出迎えてきた。僕は、戸惑いながらこんにちはと挨拶をした。
「ご無沙汰してます。今日は、よろしくお願いします」
彼は、礼儀正しく挨拶をしてくる。内心では小馬鹿にしているんだろうなと思うが、見た目ではそれを感じない。
「ゴメンね、なんか変なお願いしちゃって」
明日香は申し訳なさそうだ。
「全然平気だよ。これで、明日香とコソコソ会わなくても良くなるから俺は嬉しいよ」
伸吾くんは開き直っているというか、堂々としたものだ。夫の僕の前で明日香を呼び捨てにするなんて、メンタルが強すぎると感じた。
「私も嬉しいよ。私の荷物、また持ってくるね」
明日香は、すっかりと牝の顔に変わっている。媚びるような、甘えるような表情を浮かべて彼を見つめている。僕は、自分が透明人間になったのかと思った。二人とも、僕の事が見えないみたいだ。
「うん。また手伝うよ。明日とか平気?」
伸吾くんは、すでに何回か手伝ったような口ぶりだ。と言うことは、すでに明日香の荷物を持ち込んでいるのだろうか? なぜ持ち込んでいるんだろう? 色々なことが頭をよぎる。
「ナオくん、これからは週末は伸吾の部屋で過ごすね。その方が、ナオくんも執筆がはかどるでしょ?」
明日香は、そんなことを言い始めた。僕は、そんなことを望んだことはない。明日香がいても、邪魔に思ったこともない。
でも、僕はなにも言い返せずに固まってしまった。まったく想像していなかった展開に、言葉も浮かばない。
そして、想像とは違ってケーキとお茶でティータイムが始まった。てっきり、すぐにセックスを始めるものだと思った。
「ナオくんは、私が伸吾とどうなったら嬉しい?」
明日香は、唐突に質問をしてきた。まったく考えてもいなかった質問に、言葉が出てこない。
「もっと仲良くなった方が嬉しいんだよね? ナオくんが書いてるのって、そんな話が多いもんね。あれって、ナオくんの願望でしょ?」
明日香は、そんなことを言う。僕は、思わず読んだの? と聞いた。
明日香は、僕が官能小説を書いていることは知っている。表紙をしてくれているので当然だ。
でも、読んだというのは初めて知った。急に恥ずかしくなってしまった……。
「伸吾ので妊娠したら、嬉しい? それが、ナオくんの一番の望み?」
明日香は、質問を重ねてくる。僕は、確かにピルを飲むのをやめてくれとリクエストしている。でも、それは危機感を強くするためだ。本当に妊娠を望んだわけではない。
それなのに、僕は返事が出来ない。それを想像して、興奮してしまっている……。
「フフ、ビクンってなった。ナオくんは、わかりやすいね。おちんちんで返事をするんだ。ドヘンタイだもんね」
明日香は、僕の股間を見て嬉しそうに言う。僕は、少し腰を引いて勃起を隠そうとした。でも、小ぶりな僕のものでも、しっかりとズボンを盛り上げている。
「伸吾、そういうことみたいだよ」
明日香は、彼に牝の顔で言う。まるで、発情してしまっているみたいだ。
「本当なんだ。まさかって思ったけど。でも、嬉しいな。明日香、俺ので妊娠させるから」
彼も、本気の顔になっている。いくら許可が出ているとは言え、人妻を妊娠させたいだなんて、本気で思うものだろうか?
「嬉しいな。今日も、いっぱい出してね」
明日香はそう言って、彼に抱きついてキスをした。伸吾くんは、自然な形で受け止めてキスをする。もう、何回も何回も繰り返してきたような動きだ。
「あれ? 写真撮らないの? 挿絵とか表紙にするんじゃないの?」
明日香は、興奮した顔で言う。これも、想定していなかった。僕は、カメラを持ってきていないと告げた。そんなつもりはなかったからだ。
「スマホで良いんじゃない?」
明日香は、そんな風に促す。僕は、素直にスマホで撮影を始めた。明日香は、嬉しそうにキスを再開する。僕は、明日香が他の男とキスをする姿を、夢中で撮し続けた。
絡み合う舌……興奮したような顔。明日香は、本気のキスをしている。プレイとしてとか、表紙のため、写真のためのキスではなく、感情のこもったキス……。
僕は、夢中で撮影を続けながら、興奮がどんどん高まることに戸惑っている。こんな事をするために、写真を撮り始めたわけではなかったはずだ。
「なんか、ドキドキする。すごく興奮しちゃう」
明日香は、濡れたような瞳で言う。こんなにも興奮している明日香を見たことがない。
「見られてると、興奮するの?」
伸吾くんに聞かれて、明日香ははにかみながらうなずく。その仕草を可愛いと思ってしまうが、それが他人に向けられていると思うと嫉妬が燃え上がるようだ。
「興奮する。ナオくんに見られながらするエッチが、一番興奮する」
明日香は、声がうわずっている。
「大好きなんだね。旦那さんのことが」
伸吾くんも、少し嫉妬しているような口調だ。
「そうだよ。でも、伸吾のことも好き。大好き」
明日香は、どこか楽しげだ。僕は、嫉妬交じりに二人のキスを見続けるが、やっぱり興奮は大きくなるばかりだ。
すると、明日香が彼を押し倒した。そして、明日香が上でキスをしている。こんなに積極的なキスを見せつけられると、不安ばかりが大きくなる。
僕は、写真を撮りながらも股間をまさぐってしまう。明日香に見られないように気をつけているが、別に隠す必要もないかな? と思った。
明日香は、僕のオナニーなんか比じゃないようなことをしている……。
明日香は、キスをしながら彼の股間をまさぐっている。
「伸吾も興奮してるじゃん。いつもより固いよ」
明日香は、嬉しそうに言いながらファスナーを降ろしていく。
「明日香も、エロい顔してるよ。興奮しすぎ」
おどけたように言う伸吾くん。二人は本当に親密な雰囲気だ。
あらわになったペニスは、強烈に反り返っている。大人のオモチャでしか見ないような、極端な反り方だ。大きさではなく、固さと反り方の方が大切なのだろうか? あの時の3人の中では、伸吾くんのペニスが一番小さかったはずだ。
「やっぱりすごいね。見ただけで欲しくなる……ううん、見なくても、ずっと欲しいって思ってた」
明日香は、うわずった声で言うとすぐに彼のペニスをくわえてしまった。
「ガッつきすぎだって、チンポ逃げないから」
あきれたように言う彼。でも、明日香は必死でくわえている。僕が見ているのはまったく気にしていない……丁寧に、感情をこめてフェラチオをしている。
僕は、股間をまさぐりながら撮影を続けた。さっきから、動画モードにしている。なまめかしい舌の動きを取りたくて、ずっと動画撮影だ。
自分の妻が、他人にフェラチオをしている動画……それを、ファンサービスで公開する。僕は、どんどんダメな人間になっていくのを感じている。でも、今さらもう止められない。
明日香は、フェラチオしながらオナニーを始めた。スカートの中に手を突っ込み、激しくまさぐっている。そこをアップにして撮すと、あの時のようなスリット入りの卑猥な物を身につけていた。
スリットから丸見えの秘部。ツルツルの恥丘に濡れすぎなほど濡れた膣口。クリトリスが勃起して包皮から顔を覗かせているのも見える。
明日香の細くて白い指が、クリトリスを激しくまさぐっている。明日香は、うめき声を漏らしながらフェラチオを続ける。本当に心をこめてしている……。
「ヤバい、もう出そうなんだけど」
伸吾くんは、余裕のない声を上げる。明日香の唾液でドロドロになってペニスは、濡れて光って迫力がある。あの時の3人の中では一番小ぶりだったにしても、明らかに僕のペニスより大きい。
「良いよ、出して。飲ませて」
明日香は、さらに興奮した声で言いながら頭を前後に激しく振る。伸吾くんは、気持ちよそうな声を漏らしながら、しばらくすると射精を始めた。
「ん~~っ」
明日香は、口内射精を受けて嬉しそうに声を漏らす。こんなにもあっさりと、明日香の口に射精をされてしまった……。まるで、明日香をオナホか何かのように使っている。
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