どうしても姉さん女房の元彼のことを知りたくて2(マガブロ 転載禁止)

 玲奈がボソッと言った、”思い出しちゃったよ……奥の快感”という言葉は、実際にその通りになった。僕とのセックスはディルドを使うことが定番になってしまい、僕が前戯のようになってしまっていた。

「ホント、トシってかわってるな。今までなにも不満なくやってきたのに、わざわざ波風立てて何考えてるの?」
 玲奈は、食事の終わりがけにそんなことを言い始めた。僕は、そう言われても謝るしか出来ない。自分でも、どうしてそんなに元彼とのことを知りたがるのか、どうしてこんなにも執着してしまうのかわからない……。


「まぁ、別に良いけど。それよりも、トシの方はどうなの? どんな子と付き合ってたの?」
 玲奈は、急にそんなことを聞き始めた。僕は、今までにない状況に驚いてフリーズ状態だ。玲奈は、元彼のことを話したがらなかったが、僕の昔のことも聞いてきたことはなかった。
 興味なんてないんだろうなと、勝手に思い込んでいた。玲奈が、そこまで僕に執着しているとも思ってなかったし、玲奈がヤキモチを焼いたりする姿をまったくイメージできなかった。

 僕は、しどろもどろになりながら話をした。と言っても、僕の過去の女性遍歴なんて、二人だけだ。大学の時に付き合っていた子は、小柄でぬいぐるみなんかが好きな女の子だった。
 比べるつもりはないが、玲奈と正反対と言っても良い感じの女の子だった。

「へぇ、可愛い子だったんだ。年下?」
 玲奈は、想像以上に食いついている。普通の感じで話をしているが、少し眉間がピクピクしている。ちょっと怖い……。僕は、素直に隠さず全部話をした。
 結衣ちゃんは、一つ下の女の子だった。160センチない身長と、痩せた身体。可愛らしい顔だったけど、いま思えば少しメンヘルだったかもしれない。
 僕にすごく執着してくれて、束縛もキツかった。でも、愛されている実感は大きかったし、けしてイヤではなかった。なんで僕なんかにそんなに執着するのか不思議だったくらいだ。

「小っちゃい子って、可愛いよね。写真は? あるの?」
 玲奈は、口調が少し固くなってきた。僕は、緊張しながらスマホを見せた。僕も、別に隠し持っていたつもりではない。ただ処分をしていなかっただけだ。
「……可愛いじゃん。ホント可愛い……。なんで別れたの?」
 玲奈は、やっぱり想像以上に食いついてきている。まさかの執着っぷりだ。でも、僕は緊張しながらも嬉しいと思っていた。

 普段、こんな態度を見せてくれることはなかった。ヤキモチを焼いている? どう見ても、そんな感じだ。僕は、別れた理由を話し始めた。よくある話で、彼女に浮気をされた。と言うよりも、好きな人が出来たから別れて欲しいという、直球勝負で捨てられた……。
「まぁ、これだけ可愛い子だったら、トシより良い男でも選び放題だもんな。しかたないよ」
 玲奈は、やっと笑顔を見せてくれた。正直、当時はかなり落ち込んだ。確かに、あんなに可愛い子と付き合えるなんて、僕にとっては二度とない奇跡だったと思っていた。
 でも、結果として玲奈と出会えたし、結婚できた。なので、結果的には良かったと思うと告げた。

「そ、そりゃそうだ。そうに決まってるだろ。私と結婚出来たんだから、結果オーライに決まってるし。こんなイイ女と結婚出来たんだから」
 玲奈は、一瞬で耳まで真っ赤になっている。普段とのギャップで、可愛らしくて仕方ない。僕は、素直にそれを認めてそうだねと言った。

「そうか、お互いに浮気された者同士か。トシと結婚したのは、運命だったんだな。あ、愛してるよ……」
 玲奈は、照れくさそうに言ってくれる。僕は、心をこめて愛していると告げた。
「そう言えば、どんなエッチした? やっぱり、身体小さいと締まりも良かったのか?」
 玲奈は、そんな質問をしてきた。僕は、一瞬躊躇したが、素直に答えた。
 締まりが良いと言うよりも、単にキツかったと。セックスは、玲奈とする方が全然気持ちいいと告げた。

「そっか……良かった」
 玲奈は、ホッとした顔で言う。でも、すぐに慌てた感じで、
「なに比べてるんだよ!」
 と、肩をど突かれた。けっこう痛い……でも、照れる玲奈が本当に可愛い。僕は、思わず彼女を抱きしめてキスをした。

 一瞬、身をよじろうとした玲奈……でも、すぐに力を抜いて身を任せてきた。抱きしめながらキスをしていると、本当に幸せを感じる。確かに、玲奈は身体も大きいし可愛げはない部分がある。
 でも、本当にイイ女だと思う。僕にはもったいないと思うし、なぜ僕と結婚したのかも謎だ。

 僕は、元彼のは大きくて気持ちよかったんだよね? と、意地悪な気持ちで聞いた。強い嫉妬を感じるし、敗北感も感じている。
「まぁそれはな。仕方ないよ。ディルドでわかってるだろ? 私は奥が気持ちいいんだよ」
 と、玲奈は開き直ったように言う。イタズラっぽい笑みを浮かべながら、僕の股間をまさぐってきた。
「ホント、すぐこうなる。カチカチ。ドヘンタイ」
 玲奈は、笑いながら言う。すごく楽しそうだ。僕は、すぐにゴメンと謝った。でも、興奮しすぎなほど興奮してしまっている……。

「まったく、ヘンタイな夫を持つと苦労するよ」
 そう言いながら、僕の部屋着のズボンを脱がせ始めた彼女。最近は本当に彼女は積極的で、寝室以外でも始まってしまう。すぐにペニスを剥き出しにされ、握られた。
「カチカチ。なに想像してる? 元カノのこと?」
 玲奈は、そんな質問をしながら指でまさぐってくる。カリ首の辺りを刺激され、一気に射精感が湧き上がっていく。

 僕は、正直に元彼に狂わされている玲奈のことを考えていると答えた。
「まぁ、それは否定しないけど。でも、セックスの気持ちよさなんて、すぐに忘れるよ。そんなのは、たいして重要じゃないから」
 そんなことを言いながら手でしごき続けてくれる玲奈…….僕は、じゃあディルドは捨てても良いの? と聞いた。

「それはダメだよ。もう、今さらだろ? 思い出しちゃったんだから。責任取れよ」
 玲奈は、涼しい顔で言う。
「……たまに思い出すことはあるのか?」
 玲奈は、ボソッと聞く。何のことかわからずに聞き返すと、
「結衣ちゃんのことだよ。セックスしたこととかも思い出す?」
 玲奈は、悲しそうな顔で聞く。こんな彼女は見た記憶がないほどだ。嬉しい気持ちと申し訳ない気持ちが湧いてくる。
 僕は、思い出すことなんてないと告げた。実際、玲奈に聞かれるまで思いだしたことはなかったはずだ。あんな風に捨てられたので、無意識に考えないようにしているのかもしれない。

「そっか、まぁ、良い別れ方じゃないもんな……」
 玲奈も、少し悲しそうな顔だ。同情されているようで、少しくすぐったい。僕は、玲奈はどうなの? と聞いた。
「そりゃ、思い出すよ。あんなオモチャ使われたら、イヤでも思い出すし」
 玲奈は、軽く動揺しながら答えた。やっぱり、わかっていても嫉妬してしまう。

「なんでこんなに固くなるんだよ……まったくもう」
 玲奈は、僕のペニスを握りながらあきれ顔だ。嫉妬や敗北感を感じているのに、どうしても興奮してしまう。完全に、寝取られ性癖が発露してしまったのだと思う。
 最所は、単に玲奈が満足していないのではないか? 玲奈は僕に不満を持っているのではないか? そんな疑問から始まった。

 でも、常にそんなことを考えている内に、性癖に歪みを生じさせてしまったみたいだ。強い興奮が僕を襲っている。握られているだけでも、射精してしまいそうだ。玲奈は、あきれたように言いながらも舐め始めてくれた。くわえ込みながら舌も使ってくる。
 さらに射精感が増してしまい、余裕が消える。こんなにも巧みなフェラチオを体感すると、やっぱり元彼の影を感じてしまう。
 玲奈は、そのままフェラチオを続ける。本気のフェラチオだ。今にも射精寸前だ。
「また今日も、入れずに終わるのか? まぁ、私はディルドがあれば文句ないけど」
 玲奈は、そんな風に言いながらフェラチオを続けてくれる。

「ホントに出そうだな。直樹は、口でイッたことなんてないぞ」
 さらに挑発を続ける玲奈。僕は、その言葉を聞きながらあっけなく射精をしてしまった……。勢いよく飛び出した精液は、玲奈の顔にかかる。
「うわっ、なに出してんだよ。ドヘンタイ」
 玲奈は、顔中を精液まみれにしながら言う。でも、怒っている雰囲気はない。むしろ、嬉しそうな顔に見える。僕は、慌てて謝った。でも、玲奈は笑顔のまま、
「愛してるから。一番愛してる」
 と言ってくれた。僕は、すぐに彼女の顔をティッシュで拭いながら、愛していると告げた。

「……じゃあ、そろそろアレで……」
 玲奈は、恥ずかしそうにソワソワとした顔で言う。僕は、うなずいて玲奈と寝室に向かった。すぐに服を脱ぐ彼女。

 やっぱり、どう見ても美しい。引き締まったところは引き締まっていて、胸も大きい。少し太ももが太めなところは、僕の好みそのものだ。
 すぐに彼女の乳首を舐め始めた。
「んっ、うぅ、良いから……もう入れて」
 玲奈は、焦れた顔でおねだりをする。僕は、いつもはしないような挑発をしてみた。なにを入れて欲しいの? と聞くと、
「そ、それは……ディルドだよ。決まってるだろ」
 と、顔を真っ赤にしながら言う。強気で怖い姉さん女房キャラなのに、不思議なほど恥ずかしがりだ。こんなに恥ずかしがっている姿を見ると、胸がキュンキュンしてしまう。

 僕は、あまり怒らせても怖いと思いながらディルドを取り出した。やっぱり、僕のものよりは遙かに大きい。でも、元彼はさらに大きかったそうだ。
 でも、本当だろうか? 日本人で、そこまで大きい人も少ないと思う。実際、スーパー銭湯なんかでこのディルドくらい大きな人は見た記憶がない。
 思い出の補正効果ではないか? そんな風に思いながらディルドを押しつけた。
「うぅっ、あぁ、そう、早く」
 焦れた顔で言う玲奈。僕は、少し意地悪な気持ちになっている。ディルドと元彼、どっちが大きかったんだっけ? と聞いてみた。
「元彼だよ。なんでそんなこと聞くんだよ、ドヘンタイ。いいから早く入れろって」
 玲奈は、耳まで赤くしながら挿入をせかす。僕は、これ以上は怒られると感じ、そのまま挿入を始めた。

 僕のよりも一回り大きなディルドが、玲奈の膣を掻き分けながら入っていく。いつ見ても、強い興奮を感じてしまう光景だ。
「うぅっ、あぁ、早く……奥に」
 玲奈は、とろけかかった顔で言う。僕とのセックスでは、こんな顔をすることはなかった。焦れたような、とろけたような表情……。それを見ているだけで、ドキドキしてしまう。

「あっ、んっ、そう、強くっ、うぅあっ、あっ、気持ちいいよ」
 玲奈は、潤んだような目で僕を見つめながらあえぎ始めた。もう、この時点で全然違う。僕が挿入したときとのリアクションの違いに、すでに敗北感でいっぱいだ。
 玲奈のリクエスト通り、なるべく奥に当たるように動かし続ける。それほど強く突き当たるわけではないが、それでもすごく気持ちよさそうだ。

 もう少し長い方が、もっと感じさせることが出来そう……そう思っているのに、これ以上は止めた方が良いと思う僕がいる。
「あっ、アンッ、イクっ、イクっ、トシ、キスしてっ!」
 玲奈は、甘えたような顔でねだる。こんな可愛らしい顔を、元彼には見せていた……そう思うと、胸がかきむしられるようだ。
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