俺は、脚が震えてしまった。元彼が、そんなにあっさりと真希ちゃんを諦めるとは思わなかった。きっと、こんな風に会いに来るだろうなと思っていた。
でも、真希ちゃんは僕を裏切らないと思っていた。信じていた。それなのに、ドアの向こうから聞こえてくる声は、どう考えてもセックスをしている声だ。
「中に出すから! 真希を妊娠させるっ!」
元彼の必死の声が響く。いっそ、妊娠させて取り戻る……そんな考えみたいだ。
「ダメぇ、本当に出来ちゃう。危ない日なの。お願い、外に……うっ、あっ、アンッ、ダメぇ」
真希ちゃんは、そんな風に言ってはいるが、強い拒絶ではない。むしろ、気持ちよさそうにあえぎ声を漏らしているように聞こえる。
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「諦めないから。妊娠させて、結婚する。真希、愛してるっ」
元彼は必死だ。これは、言ってみれば真希ちゃんの意に反して犯しているのだと思う。俺は、すぐにドアを開けて彼をつまみ出すべきなんだと思う。
「ゴメンね、けんくん、ゴメンね……好きな人……うぅっ、出来たの、ヒィッ、あぁ、ダメぇ」
真希ちゃんは、そんなことを言ってくれる。でも、やっぱり彼を強く拒絶していない。
「んっ、あっ、あっ、ダメぇ、抜いて! もう、うぅっ、あっ、アンッ、イヤッ、イヤァッ」
真希ちゃんは、どう聞いても感じている。あえぎ声は本当に気持ちよさそうだ。交際していたので、当然かもしれない。気持いいところもよくわかっているだろうし、感じる体位や真希ちゃんの好みのやり方もわかっているのだと思う。
元彼から真希ちゃんを寝取った俺が、真希ちゃんを寝取られている……止めないといけないはずなのに、俺はそのまま声を聞き続けてしまう。そして、興奮もしている……。
寝取られ性癖なんて、俺にはないはずだ。それなのに、真希ちゃんが元彼に感じさせられているのを聞いて、興奮は高まるばかりだ。
「真希、イッて。いつもみたいに、イッて良いよ」
元彼は、そんなことを言う。声がうわずっているし、息遣いも荒い。
「ダメ……ダメだもん、イッちゃダメなの。お願い、抜いて……許して」
真希ちゃんは、泣きそうな声だ。でも、そんな声を出しているが、あえぎ声もどんどん大きくなっている。
「イッて、僕もイクから。一緒に……愛してる。真希、愛してる」
元彼は、声が震えている。泣いているような声にも聞こえる。俺は、真希ちゃんが中出しされようとしているのに、まだ動かない。と言うよりも、興奮しすぎて動けない。危機感がまるごと興奮に変わってしまっているような感覚だ。
「ダメぇ、けんくんの固い……凄く固いよ。あぁ、ダメ、思い出しちゃう……好き……まだ好きだよ。でも……」
真希ちゃんは、苦悩している。やっぱり、元彼のことをまだ好きのようだ。無理もないと思う。一方的な別れだ。嫌いになって別れたわけではなかったはずだ。
元彼にまだ気持ちがある……そんな絶望的な状況でも、俺はまだ興奮している。自分でも、どうしてなのかわからない。
「出すよ。真希、中に出すよ。愛してるっ」
元彼の声がさらに荒くなる。
「イッてっ、けんくん、好きっ、愛してるっ!」
真希ちゃんは、あっさりとそんな言葉を口にしてしまった。すぐにうめき声を上げながら射精を始めた元彼。真希ちゃんも、
「イクっイクっ、んおぉっ、イグッ」
と、あの野太い声を上げて果てた……。俺は、自分の股間が酷いことになっていることに驚いた。勃起しすぎて、我慢汁でズボンにまでシミが出来ている。
自分の彼女を寝取られ、中出しまでされているのにどうしてこんなに興奮するのか、まったく理解出来ない。
「ご、ごめん……中に出しちゃった」
元彼は、急に声が弱々しくなっている。今さら冷静になったみたいだ。
「中に出しちゃダメじゃん……ホントにもう……バカ」
真希ちゃんは、怒っていない。むしろ、甘えたような声で言っている。俺は、裏切られたような気持ちになりながらも、やっぱりドアを開けることが出来ない。
「危ない日だったの?」
元彼は不安そうに聞く。
「あれ? 妊娠させたいんじゃないの?」
からかうような口調の真希ちゃん。
「そ、それはそうだけど……でも……」
元彼は、かなり動揺している。人の良さが出てしまっている。
「たぶん、大丈夫だよ。中に出すなんて、本当にダメだよ。人生変わっちゃうんだから。でも、嬉しかったよ……」
真希ちゃんは、気持ちがまだ揺れ動いているとしか思えない。
「僕と、やり直せない?」
元彼は、悲しそうに聞く。彼は、別れ自体は受け入れているみたいだ。その上で、元に戻ることを熱望しているようだ。
「……ゴメンね。私のこと、よくわかってるでしょ? もう、決めたの」
真希ちゃんは、迷っているようできっぱりしている。俺は、少しだけホッとした。
「……そんなに良いの? 彼は、なにが違うの?」
食い下がる元彼。
「エッチだよ。セックスが凄いの。おちんちんも、けんくんよりずっと大きいの」
「そ、そんな……」
「ゴメンね、私、エッチが凄いと気持ちも動いちゃうの」
真希ちゃんの言葉に、なにも言えなくなった元彼。確かに酷い話だし、肉体的なことなのでどうしようもない部分がある話だ。
「ちょっと流してくるね。万が一があるから……休んでて」
真希ちゃんが、急にそんなことを言い始めた。俺は、慌てて隠れようとしたが、隠れる場所などない。慌てる俺の前で、ドアが開いた。全裸の真希ちゃんが、俺を見た。
真希ちゃんは、一瞬目を丸くしたが、すぐにドアを閉めた。そして、妖艶としか言えない笑みを浮かべた。彼女の目線は、俺の股間に注がれている。俺は、慌てて腰を引いたが手遅れだ……。
真希ちゃんは、人差し指を鼻に当ててシーッと言うゼスチャーをする。その上で、俺に抱きついてキスをしてきた。ドアの向こうには、元彼がいる。そして、真希ちゃんの膣からは、元彼の精液が溢れて太ももの半ばまで流れている。
この異常な状況で、真希ちゃんはメチャクチャに舌を絡めてくる。息遣いも荒く、興奮しきっているのが伝わってきた。
真希ちゃんは、俺を見つめながらキスを続けている。こんな風にキスをされたことはないので、つい視線をそらしてしまいそうだ。
真希ちゃんは、キスをしながら股間をまさぐってきた。すでにいきり立ってシミまで出来ている股間……真希ちゃんは、ズボンごと握ってしごくような動きをする。
さらに息遣いが荒くなり、舌をメチャクチャに動かす真希ちゃん……この状況で興奮する彼女が、少し怖いと思ってしまった。
すると、真希ちゃんは器用に俺のズボンを脱がせ始めた。あっという間にパンツも降ろされると、いきり立ったペニスがあらわになる。
真希ちゃんは、スッとしゃがんで俺のペニスをくわえた。興奮した顔で舌を使い、強く吸ったりもしてくる。すぐに射精感が湧き上がり、余裕がなくなっていく。
真希ちゃんは、喉の奥までくわえ込んだりしながら、夢中で奉仕を続ける。大きく開脚した脚……膣からはさらに精液が溢れてくる。
真希ちゃんの膣から、他の男の精液が溢れる……見たくない光景なのに、興奮が高まってしまう。
真希ちゃんは、口での奉仕を続けながらオナニーを始めた。精液まみれの膣を夢中でまさぐっている。やっぱり、真希ちゃんは見た目にそぐわず淫乱だ。
この状況ですら、快感をむさぼっている。俺は、もう射精寸前だ。すると、真希ちゃんは下駄箱に両手を突いてお尻を突き出してきた。
発情したような顔で俺を見つめながら、さらにお尻を突き出してくる。俺は、堪えきれずに後ろから挿入した。元彼の精液が溢れる膣に挿入するのは、やっぱり抵抗がある。でも、対抗心とか独占欲が暴走し、そのまま腰を振り始めた。
真希ちゃんは、必死で歯を食いしばっている。声を出さないように、必死の顔だ。俺は、真希ちゃんの腰を両手で掴むようにしながら腰を動かす。さすがに肉がぶつかる音がしないように気をつけているが、かなりハードにピストンをしている。
真希ちゃんは、俺の方を見ながら必死の顔だ。声が漏れてしまわないように頑張っている。俺の動きにあわせ、精液もどんどん溢れてくる。どれだけの量を注がれてしまったのだろう? 嫉妬で息が詰まりそうだ。
俺は、強引に真希ちゃんの顔を俺の顔に近づけた。そして、激しくキスをしながらスパートをかける。もう、気を抜いたらすぐにでも射精が始まりそうだ。
真希ちゃんは、狂ったように舌を絡めながら高まっていく。発情したような顔、本当にセックスが好きで仕方ないみたいだ。すると、真希ちゃんはクリトリスをまさぐり始めた。
立ちバックで犯されながら、自らクリトリスまでまさぐる彼女……俺は、あっけにとられながらも腰を振る。そして、異常なシチュエーションのせいもあるのか、あっさりと射精してしまった。
ドクドクと、膣中に注ぎ込む……その瞬間、真希ちゃんは身体を硬直させて天を仰いだ。ただ、結局声は我慢した。必死であえぎ声やうめき声を抑え込んだ。
俺は、慌ててペニスを引きぬく。すると、真希ちゃんはうっとりした顔でお掃除フェラを始めた。絡みつく舌、上気した顔……見ているだけで、また射精感が高まりそうだ。
でも、俺は慌ててドアの向こうを指さした。さすがに、おかしいと思われるのではないか? バレるのではないか? そんな心配でドキドキしっぱなしだ。
すると、真希ちゃんはそっとドアに近づく。そして、薄くドアを開けて中を確認した。すぐにホッとしたような顔でドアを閉めると、
「寝てるよ。けんくん、イクと寝ちゃうの。子供みたいだよね」
と、小声で言ってきた。俺は、声を出してしまったことに驚いた。さすがに、起きてしまうのではないか? 不安で仕方ない。
真希ちゃんは、仰向けになって脚を大きく拡げた。ダラダラと溢れ出る精液、俺のと元彼のが混じっていると思う。真希ちゃんは、膣口を指で拡げた。そして、
「全部掻き出さないと、けんくんので妊娠しちゃうよ」
と、微笑む。俺は、すぐに真希ちゃんに覆い被さって挿入した。いつもよりもきつく締め付けてくる感覚に、思わずうめいてしまう。
「固い……すぐの二回目なのに、カチカチだよ。ヤキモチ焼いてるの?」
真希ちゃんは、顔をとろけさせながら言う。本当に気持ちよさそうに感じている顔なのに、挑発的にも見える表情だ。
俺は、すぐに腰を動かし始めた。少しでも早く、元彼の精液を全部掻き出したい一心だ。
「んっ、あっ、アンッ、気持いいよ。やっぱり大きいね。けんくんのと違う。ずっと大きいよ」
真希ちゃんは、興奮した声で言いながらあえぐ。俺は、真希ちゃんを奪われたくない一心で腰を振り続けた。元サヤに収まってしまったら最悪だ。
さっきは音を立てないように腰を使ったが、今はかなり激しく動かしている。ドアの向こうで、元彼が寝ている。でも、考えてみれば気にすることでもない気がする。いっそ、見せつけてやれば良い……そんな気持ちも湧いてくる。
俺は、キスをしながら腰を動かした。真希ちゃんは、俺にしがみつきながら舌を使う。興奮しきっているのが伝わってくるし、愛情も感じる。
【続きは出典元から】
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